新大久保にて逢う死の意義
2025年9月27日、新宿区の日本福音ルーテル東京教会で「Deathフェス × DEATH MIND in教会」という異色のコラボイベントが無料で開催されます。このイベントは、私たちの日常生活には欠かせない「死」を通じて、生きる意味を再確認する機会です。
主催は、一般社団法人デスフェスと株式会社ライフワークス。共催者の株式会社ライフワークスは、キリスト教葬儀の専門家であり、多くの人に「生」を見つめ直すきっかけを提供しています。一方、デスフェスは「死を語る文化」を広める活動をしています。
39歳OLの参加者イメージ
今回のイベントに参加することを決めたのは39歳のOL、新大久保 福子(仮名)です。彼女は、日々の生活に忙殺され、「死」と向き合うことを避けてきました。しかし、本イベントでは模擬葬儀や入棺体験を通じて、死が生きるための重要な鍵であることに気づくことが期待されています。
福子の人生の中で、死を見つめ直すことがどのように影響を与えるか、自分の限られた時間を意識し、やりたかったことへ向かう意欲が引き出されるでしょう。このイベントは、死を意識することで前向きに生きるための後押しを目指しています。
「死」を語る意味
日本社会は、平和で豊かな一方で、死を近くに感じにくい環境です。しかし、死を身近に感じることは、実は人生を豊かにする要素でもあります。偉人たちも、自身の死を意識することで人生が転換したとされます。このように、死を見つめることで再び人生を「再起動」する機会を得ることができるのです。
イベントの内容
イベントでは、教会の礼拝堂を使ったプログラムが展開され、「死」と「生」について深く考えることが可能です。以下のプログラムが用意されています。
- - 模擬キリスト教葬儀(簡略版):普段は触れることのないキリスト教葬儀の実際を体験し、その背後にある意味や希望について考えます。
- - トークセッション:松本牧師と野田代表が、キリスト教葬儀の意義や「死」を見つめることの重要性について対談。
- - 入棺体験:棺に実際に入ることで、死をリアルに感じる機会を提供します。
- - DEATH MINDラウンジ:野田代表の著書紹介や興味ある方との対話の場を設け、「死」について気軽に議論できる空間を用意。
- - DEATHフェスPOP UP展示:デスフェスの活動を展示し、「死を語る文化」を紹介します。
参加者の定員は50名で、申込は事前に行うことが望ましいですが、当日飛び入り参加も受け付けています。信者に限らず、「死」について考えたい方や日々の生き方に疑問を持つビジネスパーソン、学生にも広く開かれたイベントです。
開催概要
- - 日時:2025年9月27日(土)13:00〜16:00(12:30開場)
- - 会場:日本福音ルーテル東京教会(新宿区大久保)
- - 主催:一般社団法人デスフェス × 株式会社ライフワークス
- - 参加費:無料(当日参加可)
本イベントは、人生を豊かにするための新たな視点を提供することを目指しています。「死」を知ることが、どのように「生」の意味を深めるのか、皆さまもぜひこの機会に体験してみてください。