飯塚高校とグッデイが手を組む新たなチャレンジ
福岡県飯塚市で、地域の教育機関である飯塚高校と、ホームセンターを運営する株式会社グッデイが、共同で進めるユニークなプロジェクトがスタートしました。本プロジェクトの目的は、アスリート寮である愛宕寮の一部を、学生たち自らの手でリノベーションすることです。これは、サッカー部を始めとする部活動の学生たちが、全国大会優勝を目指すための準備として、住環境を自分たちで整え、同時にものづくりの技術 を磨くことを意図しています。
プロジェクトの始まりとは
このプロジェクトは、老朽化が進むアスリート寮をどうにかしたいという相談から始まりました。交流を持ち、支援を行う中で、両者の目指す方向性が一致し、共同での取り組みが実現しました。飯塚高校の「実体験を通じた学び」を重視する姿勢が、地域密着型の事業展開を行うグッデイのビジョンと合致した結果、新たな「共創の学び」が生まれたのです。
DIYによる学びの重要性
プロジェクトでは、DIY(Do It Yourself)を通じた空間創りが大きなテーマになっています。学生たちは、専門知識を持つグッデイのスタッフと協力し、実践的な社会経験を得ることができます。ともに作業をする中で、仲間との団結力を高め、チーム力を養うことも狙いとしています。さらに、この経験は将来的に地域の課題解決にもつながる可能性を秘めており、学生たちが学んだ知識や技術を地域社会に還元する形に結びついていくことを期待されています。
実施計画
プロジェクトの第一弾として、寮内の313号室の壁塗装と床張替えが行われます。施工は2025年の6月から行われ、7月3日には部活動体験会の際に完成披露が予定されています。この体験会では、学生たちが自分たちの手で整えた部屋を多くの人にお披露目することになります。
スケジュール概要
- - 施工実施日: 2025年6月17日(火)、19日(木)、20日(金)、25日(水)の予定。各日10時から17時まで。
- - 完成披露日: 2025年7月3日(木)、飯塚高校部活動体験会での発表。
地域貢献へつながる取り組み
最終的な目標は、DIYに関する技術と知識を地域に還元し、地元飯塚の空き家リノベーションなどの社会貢献にもつなげていくことです。学生たちが地域社会と連携しながら学び、成長していく姿勢は、今後の教育の在り方にも影響を与えることでしょう。
このプロジェクトは、飯塚高校とグッデイの強力なパートナーシップを象徴するもので、地域の未来を変える一歩となることが期待されています。取材に関してもアプローチしており、施工工程から完成までの様子を取材することが可能です。今後の展開に注目です!