クラウドで業務効率化を実現する「Reckoner」と「TeamSpirit」が連携開始
株式会社スリーシェイクが提供するクラウド型データ連携ツール「Reckoner」が、「TeamSpirit」とのAPI連携を開始したことを発表しました。これにより、バックオフィス業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)が一層加速されることが期待されます。
API連携で実現できる新しい働き方
「Reckoner」と「TeamSpirit」の連携により、勤怠管理や工数管理、経費精算などのデータを、さまざまな業務SaaSやデータ基盤、BIツールにシームレスに連携することが可能になりました。例えば、勤怠データを自動的に給与計算システムに送信することで、最新の税率や保険料率を迅速に反映させることができます。これにより、業務の効率化が図れ、より迅速で正確な決済処理が可能となります。
さらに、勤怠データをGoogleスプレッドシートに自動出力し、Slackと連携させることで、残業超過などの重要なアラートを即座に関係者に通知することも可能です。これにより、管理者は迅速に判断を行える環境が整います。
データの可視化とマネジメントの向上
また、部署やプロジェクトごとの工数実績をBIツールに自動的に連携することで、稼働状況やコストの把握が容易になります。この可視化によって、企業は業務の状況を把握しやすくなり、生産性向上につながる効果的なマネジメントが行えるようになります。
経費精算データも社内の会計システムと連携し、仕訳入力を自動化することで、手間を大幅に削減します。これにより、バックオフィスの業務負担が軽減され、他の重要な業務にリソースを集中することができます。
働き方の多様性を支える技術
「TeamSpirit」は、勤怠管理から工数管理、経費精算、社内SNSなど様々な機能を持つクラウドサービスです。これにより、従業員の日々の業務を一元化し、働き方の可視化を実現します。分析によって、どの活動が生産性向上に寄与するかを明確にし、効果的なマネジメントが可能になります。また、モバイル対応でテレワーク環境にも最適に利用できる環境が整っています。
一方、「Reckoner」は、ノーコードでのデータ集約・加工・連携を可能にするクラウドサービスです。ブロックを繋ぐ感覚でデータ連携が行えるため、現場主導でのデータ活用が促進されます。この結果として、企業内でのデータ利用が拡大し、データ民主化の実現が期待されます。
結論
この度の「Reckoner」と「TeamSpirit」の連携は、業務の効率化や業務負担の軽減を実現し、企業の生産性向上に貢献するものです。特に、DX推進を急務とする企業にとっては、貴重な選択肢となることでしょう。両サービスの活用によって、ますます多様化する働き方に柔軟に対応できる企業文化が育まれることが期待されます。