植物工場の未来を切り拓くMIRAI株式会社
MIRAI株式会社が、2025年から2026年にかけて、アジアの3か国で植物工場の事業を展開するための覚書(MOU)を締結しました。これにより、人工光型植物工場の設置や運営、栽培支援が進むことで、現地の農業環境に新たな息吹を吹き込むことが期待されています。特にモンゴル、タジキスタン、フィリピンの4社との連携を強化し、これまでに培った技術力を基に、食の安心と豊かさを提供していく方針です。
海外展開の背景
MIRAIが取り組むこのプロジェクトの背景には、アジア各国の経済成長があり、各地域における食料供給の課題を解決する必要性があることが挙げられます。特に、気候変動の影響を受けやすい野菜の調達問題や食料安全保障の観点から、人工光型植物工場の重要性が増しています。これに対し、MIRAIは「商業化された自社植物工場の運営実績」と「海外への設備輸出」など豊富なノウハウを持っており、現地に応じた最適なソリューションを提供しています。
MOU締結の経緯
前回のタジキスタン日本ビジネスフォーラムにおいて、MIRAIはZIRA社とのMOUを締結しました。タジキスタン国内初となる商業モデル型の人工光型植物工場の設置を目指すこの取り組みは、2024年春からのフィージビリティスタディから始まり、具体的な事業計画策定へと進んでいます。
各国での活動内容
モンゴルでは、ウランバートル市にあるSHG社との協力により、設備移転に伴う生産計画や諸条件の見直しを行っています。さらに、外食事業を目指すスタートアップ企業への支援も進めています。フィリピンでは国内初となる商業型大規模植物工場の構築を目指し、専門的なコンサルティングが進行中です。
これらのプロジェクトを通じて、同社は葉物野菜を中心に、需要に応えた品種を育成する予定です。2026年から2027年にかけて、実際の栽培設備の導入と、工場稼働による野菜出荷を計画しています。
MIRAIの役割
MIRAIには、植物工場の設計から建設、試験栽培、量産栽培、販路構築、保守メンテナンスまでを一貫してサポートする役割が期待されています。特に、現地技術者の育成や生産施設の運営に必要な知識の普及が重要視されています。
フードテックとしての位置づけ
植物工場は現在フードテックとして注目されており、具体的には消費者にとって新鮮で安全な野菜を提供する手段とされています。MIRAIは技術力の向上だけでなく、人材育成にも注力し、専門知識を有するスタッフの育成に務めています。これにより、持続可能な農業のモデルを示し、企業としての成長を図っています。
会社概要
- - 名称: MIRAI株式会社
- - 代表取締役会長: 椎名吉夫
- - 代表取締役社長: 野澤永光
- - 創業: 2004年9月
- - 設立: 2015年11月
- - 住所: 千葉県柏市青田新田飛地221-1
植物工場を通じて世界の食の安定を目指し、MIRAIは今後も成長を続ける企業としての役割を果たしていくことでしょう。