Xarisが資金調達
2025-09-05 12:05:16

沖縄のスタートアップ、AIライティングアシスタント「Xaris」が4,500万円の資金調達を実施

沖縄のスタートアップが進化する



沖縄県名護市に本社を置くスタジオユリグラフは、AIライティングアシスタント「Xaris(カリス)」に向けて、計4,500万円の資金調達を実施しました。この調達は、リードインベスターであるANOBAKA氏をはじめ、3社とエンジェル投資家からの出資に加え、沖縄振興開発公庫および沖縄銀行との協調融資によって実現されました。

「Xaris」とは


「Xaris」は、すべての書き手を支援するAIアシスタントとして、2022年12月にβ版がリリースされました。リリース当初は主にビジネス向けに利用されていましたが、2025年2月に実装される「AI小説家カリス」モードの導入以降、小説の執筆にも対応することとなりました。これまでに300を超える法人が登録し、56,700本以上の原稿が「Xaris」を通じて執筆されています。

スタジオユリグラフの目指すところは、「人の代わりに書く」のではなく、「人と共に書く」アシスタントであることです。その結果、多くのクリエイターたちに寄り添い、彼らが良いコンテンツを生み出す手助けをしています。

新たな機能とリブランディング


今回の資金調達により、スタジオユリグラフは「Xaris」のUIの大幅な見直しや新機能の開発を加速させていく予定です。特にモバイルや多言語対応の強化により、ユーザーの使用シーンをさらに広げることを目指しています。

今後のリリースでは、各種外部サービスとの連携機能も進め、個人や法人にとっての「パートナー」としての役割をさらに強化していく方針です。このリブランディングは9月中に実施される予定で、新たなβ版もリリースされることになっています。

支援者の声


早速、資金調達に参加した投資家たちからは好意的な声が寄せられています。ANOBAKAの代表取締役である長野氏は、生成AIの進化が始まった現在、Xarisがその領域の先端企業になる可能性を示唆しています。

また、GxPartnersの岸原氏は、Xarisを開発した森石氏自身がライターであることから、書き手に寄り添ったツールが生まれることに期待を寄せています。

さらに、アルファドライブの麻生氏は、AIの活用により過去にはクリエイターでなかった人々が新たな表現を発揮する未来に共感を示し、その成長を支援することに誇りを持っていると語っています。

未来への展望


スタジオユリグラフの代表取締役である森石氏は、AIの台頭によって人が何を表現し、文化を育むかが問われる時代にあって、「Xaris」を通じた新たな表現の多様性を追求していきます。これからも、彼らはユーザーとの共同作業を通じて、AIと共に良いコンテンツを創出する未来を目指して邁進していくことでしょう。

スタジオユリグラフは、「言葉」を中心に様々な事業を展開しています。AIアシスタント「Xaris」を補完する形で、古書交換サービスやメディア制作なども行っており、地域発のイノベーションとして注目されています。これからの成長が非常に楽しみな企業です。


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会社情報

会社名
株式会社スタジオユリグラフ
住所
沖縄県名護市宇茂佐428-24
電話番号

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