Metagramがカンボジアで教育支援
2024-03-26 15:00:02
Metagramがカンボジアでの教育改革を図解で推進開始
Metagramがカンボジアで図解教育プログラムを開始
東京・大田区に拠点を置くMetagram(代表:髙野雄一)は、教育発展を目指し、カンボジアの小中学生向けに「図解教育プログラム」を導入しました。このプログラムは、図解を通じて子どもたちが学ぶ力を向上させ、教育の重要性を再確認することを目的としています。
カンボジアの教育環境の現状
カンボジアは過去にポル・ポト政権の影響を受け、多くの教員や知識人が命を落としました。これにより教育制度が崩壊し、国の教育環境が厳しいものになっています。教育は経済発展や社会安定に欠かせない要素であり、カンボジアの未来を左右する重要な問題です。そこで、Metagramは自己表現を促す「ダイアグラム思考」を提唱し、視覚的教育手法を導入することを決定しました。
図解教育プログラムの内容
2024年3月20日から21日まで、カンボジアの孤児院LCDIと公立学校Kouk Banhchoin Schoolの生徒131人に対して、図解教育プログラムが実施されました。このプログラムでは、図解がどのように情報を伝えるのか、そしてそれが彼らの学びの助けとなるかがテーマです。
具体的には、生徒が身近なトピックを使って図解を作成するトレーニングが行われました。授業後のアンケートによると、95%以上の子どもが図解に興味を示し、90%以上が実際にダイアグラムを描けるようになっていました。この結果は、視覚的な学習方法が彼らの理解を促進することを示しています。
教育改革の今後の展望
プログラムの成果を受け、プノンペン市の教育・青年・スポーツ省からは教員への図解教育の指導も提案され、今後もこのプログラムの後援をする意向が示されました。これによりMetagramはカンボジアにおける教育改革に寄与し、強固な基盤を築く手助けができると考えています。
日本への展開
Metagramは、教育の機会をすべての子どもに平等に提供する社会の実現を目指し、今後カンボジアでの図解教育を日本国内に逆輸入する計画も立てています。これにより、日本のSTEAM教育への基礎理解を促進し、国内の教育環境に課題を抱える子どもたちへの「ダイアグラム思考」の普及を図る予定です。
Metagramについて
Metagramは、「日本を図解先進国にする」というビジョンのもと、髙野雄一が設立しました。図解は誰もが理解しやすい情報伝達手段であり、あらゆる分野でのコミュニケーションを円滑にする力を持っています。これからも図解を通じて、教育や社会のより良い未来を切り拓く支援を続けていく方針です。
本記事がカンボジアの教育環境改善に関心を持つ皆さんや団体の役に立つことを願っています。
会社情報
- 会社名
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Metagram
- 住所
- 東京都大田区下丸子
- 電話番号
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