心温まる介護の現場、だんらんの家の挑戦とは
日本介護事業株式会社が発行する広報誌『だんらん日和』の11月号が公開され、フランチャイズブランド「だんらんの家」に焦点を当てています。特集では埼玉県春日部市とさいたま市で3つの事業所を運営する株式会社L’affectionの取り組みや、その成長物語が取り上げられています。
統括マネージャー近藤さんの成長ストーリー
約10年前に「だんらんの家」に管理者として加わった近藤さんは、入職当時は20代の若者でした。初めは社会人としての基礎を見直し、身だしなみやコミュニケーション力を高めることに力を入れます。そして、管理者としての意識を持ちながら、一歩一歩階段を登り、現在は統括マネージャーとして3つの事業所をまとめる役割を担っています。
彼は自身の成長過程で、これまでの経験を次の世代に引き継ぐ重要性を学びました。ただ単に手順を教えるのではなく、『自分で考え、より良い形にする意思』を伝えることを心がけています。
「責任感を感じる瞬間も多々ありましたが、あえて難しい環境に身を置かせてくれた経験が、私自身を成長させてくれました」と語ります。
株式会社L’affectionの成長の秘訣
長野代表取締役社長は、受け身ではなく自分から行動を起こし、諦めない姿勢を重要視しています。職員たちに対しては、どんな問題でも“自分の内に原因がある”という考え方を持つことと、常に前向きに取り組む姿勢の大切さを強調しているそうです。
「だんらんの家」はまさに彼の人生そのものであり、「この事業を続けていきたい」という情熱は、これからも新たな人材の育成に繋がっていきます。
新たな事業所の開業紹介
今号では、奈良県香芝市と北海道札幌市白石区に新たに開業される「だんらんの家」の紹介も行われています。
香芝市ではNOZOMI株式会社が代表を務める前川氏が、病院での経験を活かしたサービス提供を計画中です。入退院時における生活の質を高めるため、ご利用者が自宅で安心して生活できるよう、リハビリテーションを充実させることを目指しています。
また、札幌白石では株式会社ケアコンが初展開を果たし、高齢者と直接触れ合うことの喜びを大切にしています。「地域に愛される事業所」を目指し、スタッフ一同が一丸となって取り組む意気込みが語られています。
だんらん日和の意義
『だんらん日和』は、全国の「だんらんの家」に関わる方々の声を集め、地域との連携や新たなチャレンジを紹介する月刊広報誌です。加盟事業所の取組や新たな挑戦を通じて「だんらんの家」の魅力を広めることを目指しています。また、制作過程には障がいのあるスタッフが参加し、一人ひとりが持つ力を発揮できる場を作ることも大切にしています。
だんらんの家の理念
『だんらんの家』は、日本介護事業株式会社のフランチャイズで、地域密着型のデイサービスを展開しています。利用者に寄り添い、個々のニーズに応じたきめ細やかなケアを提供することを信条としています。アットホームな環境の中で、少人数制による安心感を大切にし、入浴サービスや機能訓練など多角的にサポートを提供しています。
本誌を通じて、これからも「だんらんの家」の取り組みの魅力をお伝えしていきます。