ヨーロッパのアートを身近に!
ドイツの著名なアート出版社、TASCHEN(タッシェン)と日本の青幻舎がコラボレーションし、待望の「ベーシックアートシリーズ」日本語版がついにリリースされました。このシリーズは世界中で親しまれてきたアートの入門書で、特に印象派の巨匠、クロード・モネとポスト印象派の巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホを取り上げた2冊が同時に刊行されます。
ベーシックアートシリーズとは
「ベーシックアートシリーズ」は、1985年に創刊され、すでに80カ国以上で人気を博しています。シリーズは一人の作家に焦点を当て、その作品や生涯を豊かなビジュアルと詳しい解説を交えて紹介します。分かりやすい内容ながら、各巻には作家の略年譜も付いており、読者は深くアートを理解できる構成になっています。特に、印象派やポスト印象派を学べるこのシリーズは、美術館の展示をより楽しむための参考書としても非常に有用です。
日本語版創刊記念
日本版の創刊にあたり、青幻舎は特にモネとゴッホの作品を丁寧に取り上げています。モネの作品には《印象、日の出》や《睡蓮の池》などがあり、光の描写を通じて彼の86年間の生涯を振り返ることができます。一方、ゴッホの生涯は37年という短いものでしたが、《ひまわり》や《夜のカフェ》など、彼が残した名作を通じてその苦悩と創造性に迫ります。
それぞれの作品を深く知る
《モネ CLAUDE MONET》では、モネの作品101点を通じて、彼が描いた光や色の美しさを堪能できる内容となっています。それに対し、《ゴッホ VINCENT VAN GOGH》は、彼の生涯での感情の揺れ動きや、信じがたい逆境の中で見出したアートへの情熱を伝えています。
アートファンや初めての方にもおすすめ
この秋に発売された日本語版は、アート初心者だけでなく、深く知りたい方やアートを愛する全ての人に向けた宝物のような書籍です。ギフトブックとしても最適で、特別な人への贈り物としても喜ばれること間違いなしです。
今後の展開
シリーズは今後も続く予定で、2026年夏頃には「ピエール=オーギュスト・ルノワール」と「フランシス・ベーコン」の2冊も刊行される予定です。アートの世界に触れる機会が増えることを期待しています。皆さんもぜひこの機会に、アートをもっと身近なものとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
書籍詳細
著者:クリストフ・ハインリヒ
価格:2760円
発行年月:2025年10月上旬
著者:インゴ・F・ヴァルター
価格:2760円
発行年月:2025年10月上旬
まとめ
TASCHENと青幻舎の新たな試みは、アートに対する理解を深める絶好の機会です。皆さんもこの機会を逃さず、アートの魅力を探求してみてください。