横浜、セグウェイツアーの公道での運用開始
横浜市の象の鼻パークで、セグウェイを用いた本格的な観光ツアーがスタートしました。これは日本では初めての試みで、公道で走行するセグウェイを用いたツアーとして、多くの観光客を魅了することが期待されています。
セグウェイの日本国内の現状
日本国内では、セグウェイはこれまで公道を走行することが法律で認められていませんでした。しかし、2011年に茨城県つくば市で行われた「つくばモビリティロボット特区」において、初めて公道での実証実験が開始されました。その後、千葉県柏市や東京都世田谷区二子玉川など、特別な許可を受けた地域でセグウェイの公道運行に関する実験が続けられてきました。
横浜のセグウェイツアーの特徴
今回、横浜での運用が始まることにより、観光資源を利用した新たな体験型アクティビティが誕生しました。世界中では、セグウェイを使った観光ツアーが1,000以上の場所で開催されており、高評価を得ていることから、多くの人々がこの独特な体験を楽しみにしています。特に横浜という大都市での運用は、地域の観光業にとっても大きなプラスとなるでしょう。
同じ神奈川県の箱根でも、今年の4月から公道でのセグウェイツアーが始まっており、訪日外国人にも特に注目されています。これらのツアーは、ラグビーワールドカップ2019™や東京 2020オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客が増加する中、新しい観光の形として期待されています。
セグウェイツアーの詳細
横浜でのセグウェイツアーは、訪日外国人向けの英語ツアーとしても開催されています。具体的な日程は以下の通りです。
- - 日程: 2019年9月24日・25日、10月9日・10日
- - 時間: 午前9時30分~12時、午後1時30分~4時
- - 定員: 各回6名
- - 参加費: 1名13,000円(税込)
対象者は、日本で運転できる国際運転免許証を保持している方で、20歳未満の参加者には保護者の同意が必要です。
さらに、参加者は特設サイトを通じて詳細情報を確認し、予約をすることができます。
さらなる期待
このセグウェイツアーの導入は、観光客にとって新たな価値を提供するだけでなく、地域の経済活性化にも寄与します。2015年には羽田空港の警備にセグウェイが導入されるなど、警備分野でもその可能性が広がっています。セグウェイをはじめとするモビリティロボットの活用が進む中、今後の観光体験がどのように進化していくのか、引き続き注目していきたいものです。