農業流通の革新を称える『nimaruアワード2025』
2025年11月28日、株式会社kikitoriは東京都九段で「nimaruアワード2025」を開催しました。このイベントは、SaaS型農業流通プラットフォーム「nimaru」を導入している事業者の成功事例を共有し、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促すことを目的としています。
「nimaru」とは?
「nimaru」は、農業流通の現場で従来のアナログ手法をデジタル化するプラットフォームです。手書きの伝票や電話連絡などの煩雑な作業をスマートフォンやタブレットで簡素化し、生産者と流通事業者のデータ連携を円滑にします。2019年にローンチし、現在では150以上のJA(農業協同組合)や卸売業者に利用されています。
アワードの意義と目的
今回のアワードは、参加者同士での知識共有を通じて、nimaruを活用したDXの推進につなげるために企画されました。特に日本の農産物流通業界においては、さまざまな問題が存在しています。このイベントは、それらの課題解決に向けて業界全体の協力を促す良い機会となります。
表彰部門の紹介
「nimaruアワード2025」では、「nimaruDX賞」として5つの部門が設けられました。これらの部門は、導入定着、導入推進、波及創出、組織変革、連携協創に分かれており、nimaruを利用して顕著な成果を上げた事業者が表彰されました。さらに、最も優れた取り組みを示した事業者には「nimaruDX大賞」が授与されました。
トークセッションでの学び
アワードの後には、参加者に向けたトークセッションが行われ、ビジネスに役立つ様々な情報が提供されました。基調講演では、kikitoriの代表取締役である上村聖季氏が、デジタル変革の時代におけるデータ活用の重要性について講演しました。nimaruの今後の新機能やサービス拡張計画が発表され、花卉やQRシールを利用したデジタル化の取り組みが期待されています。
参加者の感想
参加者からは、「他県の成功事例を聞くことができた」「さまざまな特色があり、nimaruの活用方法の幅広さに驚いた」など、今後のビジネスに役立つ貴重な意見が寄せられました。特に、具体的な導入事例を交えたお話に多くの参加者が関心を持たれていました。
未来への期待
株式会社kikitoriは、今後も参加者の成功を支援するイベントを継続的に開催し、新たな製品やサービスの開発に努めます。「nimaru」を通じて、農業流通というレガシー産業の革新を目指し続けることが、今後の業界全体の発展につながっていくでしょう。
それでは、「nimaru」についてさらに知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
株式会社kikitoriについて
「nimaru」の開発・提供を手掛ける株式会社kikitoriは、東京都港区に本社を構えるスタートアップ企業です。代表者の上村は、自らの経験を生かし、電話やFAXに依存しない新たな流通インフラを提供することに尽力しています。現在、営業努力を重ねており、全国の生産者や事業者とのネットワークを構築しています。
- - 社名: 株式会社kikitori
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー13階
- - 代表者: 上村 聖季
- - 会社HP: kikitori