京扇子と香りの新たな共演
京都の扇子専門店、京扇子 大西常商店による新商品「うつし香」が登場しました。この商品は、扇子の優れた技術を活かし、扇ぐたびにほのかに香りが広がる新しいスタイルの扇子です。創業から百年を超える伝統と、現代人のライフスタイルにマッチするユニークなアイデアが融合した「うつし香」の魅力に迫ります。
商品の特徴
「うつし香」は、さまざまな季節を感じさせる色柄で彩られ、約1年間持続する自然な香りが特徴です。香りが薄れてきた際には、手軽に香りを再度付け足すことができるので、長く楽しむことができます。
商品のデザインは、四季折々の日本の情景を反映したもので、色と香りが一体となった体験を提供します。たとえば、冬の静寂をイメージした色柄には清涼感あふれる沈香の香りが用意されています。他にも、桜や月をイメージした色柄ごとに異なる香りが楽しめるため、好みや気分に合わせて選ぶことができます。
伝統の技術と現代のニーズ
扇子は、クーラーや扇風機には敵わないものの、その独自の存在感と心地よさで、様々なシーンで活躍します。大西常商店は「扇子の技術と美しさを百年先の未来へつなぐ」という理念のもと、この事業を展開しています。
香りの歴史
実は、扇子は平安時代から人々に愛され、好きな香を焚いて楽しむ文化がありました。「うつし香」は、そんな歴史をふまえ、色彩や香りがもたらす管理感覚を新たな形で表現した製品と言えるでしょう。香りを持ち歩き、必要なときにサッと広げることで、気持ちをリセットしたりリラックスしたりできる手段を提供します。
利用シーンと製品詳細
この扇子は、カバンにさりげなく忍ばせておくことができ、いつでも好きな香りを楽しめるのが魅力です。シンプルに扇ぐだけで心が和らぎ、他の人との会話のきっかけにもなります。
「うつし香」は、以下のような色と香りの組み合わせが用意されています:
- - 雪の粒(冬の静けさ):清涼で落ち着いた沈香
- - 桜の香り(春の暖かさ):華やかな桜の香り
- - 白檀(月の魅力):優雅で少しスパイシーな香り
- - 沈丁花(晩夏の陽射し):セクシーで華やかな香り
- - 檜(夏の朝):心を穏やかにする清涼感
発売情報
「うつし香」は、クラウドファンディングサイト「makuake」で購入可能で、価格は3450円からになります。このユニークな扇子で香りのある日常を演出してみてはいかがでしょうか。
企業情報
- - 会社名:株式会社大西常商店
- - 所在地:京都府京都市下京区松原通高倉西入本燈籠町23
- - 創業:1918年
- - URL:大西常商店公式サイト
このように、京扇子の伝統と現代的なニーズを組み合わせた「うつし香」は、日常の暮らしに香りを添える素敵なアイテムです。ぜひ手に取ってみてください。