食用油利用に関する調査結果
マイボイスコム株式会社が2024年11月1日から7日まで実施した食用油に関するインターネット調査の結果が発表されました。この調査には9,205人が参加し、食用油の利用状況やその効果に対する期待が明らかになりました。
1. 利用した食用油の現状
調査結果によると、直近1年間に食用油を利用した人数の約70%が「オリーブオイル」と「ごま油」をそれぞれ使用しており、サラダ油の利用者もおよそ60%に達しています。このことから、オリーブオイルとごま油が特に人気を集めていることがわかります。女性や高齢層は特にこれらの油を多く使用する傾向が見られました。
2. 食用油の利用頻度
食用油を週に4〜5回以上使用する人は全体の約60%に上り、男性は5割強、女性はその割合が7割を超えています。利用される場面としては、94.8%が「加熱調理」を選び、41.3%が「生食」や「そのままかける」ことに利用しています。特に加熱しない料理に使う場合は、女性や高年層が多かったことが特徴的です。
3. 購入時の重視点
食用油を購入する際の重視ポイントとしては、61.1%が「油の種類」を挙げており、次いで「価格」が45.5%、最後に「味」が30.4%と続きます。特に女性と高齢層は、原材料や健康面、サイズや賞味期限を重視する傾向が見受けられました。
4. 食用油に期待する効果
食用油を使用している人の約半数が、何らかの健康効果を期待していると回答しています。具体的には、「悪玉コレステロールを下げる」という効果を期待している人が19.8%、続いて「生活習慣病予防」が17.3%、さらに「動脈硬化・血栓の予防」が14.8%となりました。
5. 期待する効果に基づく利用
利用者において、特に「オリーブオイル」に対する期待が強く、37.1%がその効果を重視して使用しています。次いで「ごま油」が19.8%、サラダ油と亜麻仁油がそれぞれ1割強という結果が出ています。こちらも利用者層としては、女性や高年層での利用が目立ちました。
6. ユーザーのコメント
多くの利用者は、食用油を料理に応じて使い分けていることが伺えます。例えば、サラダ油は加熱調理全般に使用し、ごま油は卵かけご飯や中華料理に、オリーブオイルはパスタに使用するという意見が寄せられています。香りの違いを楽しむため、気分に合わせて使い分けることが一般的なようです。
この調査結果から、健康志向が高まる中での食用油の選択や利用方法に注目が集まりそうです。各家庭における食用油の役割が、ますます重要になっています。更なる詳細については、
こちらのリンクよりご確認いただけます。