エルテックスがInfinidatのソリューションでECシステムを革新

エルテックスがInfinidatのInfiniBoxでECシステムを革新

エンタープライズストレージソリューションのリーディングプロバイダー、Infinidatは、2024年12月11日に日本の企業エルテックスがInfiniBox®を導入した結果、電子商取引（EC）システムが大幅に進化したことを発表しました。エルテックスは、食品業界をはじめとする大手企業向けにECおよび通販システムを提供しており、その運用はInfiniBoxによってサポートされています。

エルテックスは、InfiniBoxを通じてデータの保存や管理を行い、特にECと通販の統合パッケージである「エルテックスDC」の機能向上を図りました。これにより、システムのパフォーマンスは2.4倍向上し、データ容量は8倍にまで拡大しました。さらに、アプリケーションの可用性も100%を達成し、顧客体験の向上に貢献しています。

ECおよび通販関連のデータ量が急増する中、エルテックスはInfiniBoxの導入を決定しました。この選択は、取引データの分析やバックアップ容量の要求に的確に応えるものでした。これまでのストレージシステムでは対応できなかった容量不足を解消し、自動化機能を追加することで、顧客のEC業務の最適化を実現しました。

エルテックスのマネージドサービス部長、髙埜聡人氏は、「InfiniBoxの高可用性は、ビジネスの拡大を支える重要な要素でした。導入前にはストレージ容量の不足が営業に影響を与えていましたが、InfiniBoxにより自信を持って販売活動が行えています」と語っています。

InfiniBoxの導入以降、エルテックスチームはそのパフォーマンスの安定性を高く評価しています。部門の小林和史氏は、「OSのバージョンアップ作業中もアプリケーションが停止することはなく、信頼性が非常に高い」と述べ、他のメンバーも運用のシンプルさや迅速な導入に言及しています。

Infinidatのサポート体制も高く評価されており、同社のCRO、Steve Sullivanは、「エルテックス様の成功事例は、InfiniBoxのエンタープライズストレージソリューションがもたらす変革の一端を示しています」と述べています。これにより、エルテックスは競争上の優位性を持ちながら、さらなるビジネスの成長に繋げています。

このパートナーシップにより、エルテックスは顧客のニーズに応えるための環境を整備し、今後も新たな挑戦に立ち向かっていくことでしょう。詳細な活用事例は、こちらからご覧いただけます。

株式会社エルテックスとは

エルテックスは1985年に設立されたシステムソリューション企業で、1997年から電子商取引システムの開発を手掛けています。2009年にはECと通販を組み合わせた統合パッケージの提供を開始し、2014年に主力商品「eltexDC」をリリースしました。本社は神奈川県横浜市にあり、社員数は146人、売上高は約35億円に達しています。