土井健氏がモビリティサイネージの会長に就任
2024年12月1日、渋谷区を拠点とするモビリティサイネージ株式会社は、ohpner株式会社の代表取締役である土井健氏が取締役会長に就任することを発表しました。土井氏の就任により、次世代のモビリティ広告事業の構築を強化し、クリーンで健全な広告効果を広告主に提供することを目指しています。
新たな広告戦略の推進
モビリティ広告は、自動運転社会の発展とともに大きな変革期を迎えています。土井氏は、前職において数多くのオフライン広告を手がけてきた中で、その認知効果の高さに注目し、次世代のモビリティ広告の可能性を見出しました。
土井氏は「業界には厳しい交通法規の遵守や適切な媒体価値の提示が求められ、プロフェッショナルな運営基準の設定が急務です」と述べ、オフライン広告で培った豊富な経験を生かして、新たな基準を確立する意向を表明しました。広告主の企業価値向上に貢献できるよう、革新的な広告ソリューションの提供に力を注ぐ意気込みです。
営業パートナーとしての絆
同社の代表取締役である飽浦尚氏も、土井氏をかつてのビジネスパートナーとして高く評価しています。「土井さんと共にメディア開発に取り組むことが楽しみです。モビリティ広告が自動運転社会に向けて変貌していく姿を見ることができるのは、業界にとって非常に意義深いことです」と語っています。彼らの強固なパートナーシップが、広告業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
土井健氏の経歴
土井氏の経歴を振り返ると、彼は同志社大学商学部を卒業後、(株)サイバードに入社し、モバイル広告代理事業を立ち上げました。その後、ECナビ(現 VOYAGE GROUP)においては、スマートフォンSSP「fluct」の設立に参画し、驚異的な成長を遂げました。特に、年間売上を20億から114億円に引き上げるなど、数々の成果を上げています。2014年にはVOYAGE GROUPの執行役員に就任し、その後も多くの企業で取締役として活動した経験を持つ土井氏は、2024年には株式会社テレシーの代表取締役を退任し、ohpnerへとそのキャリアを進めました。
モビリティサイネージの未来
モビリティサイネージは、「自動運転社会に向けてモビリティ広告をアップデートする」というビジョンを持ち、健全かつクリーンな形での広告効果提供に力を入れています。土井氏のリーダーシップのもと、新たな広告手法やプラットフォームの開発が期待されており、この分野における革新が進むことは間違いないでしょう。
会社の詳細
モビリティサイネージ株式会社は東京都渋谷区に位置し、2023年に設立されました。今後も、自動運転社会の実現に向けて革新を加速させ、広告主に新たな価値を提供し続けることが目標です。
公式ウェブサイト:
mobility-signage.co.jp
土井健氏の就任とモビリティ広告への取り組みにより、今後の広告業界がどのように進化していくのか、ますます注目が集まります。