ダウン症脳マーカー発見
2025-06-22 15:50:14

世界初!ダウン症胎児脳マーカー発見が開く医療革新の可能性

世界初の発見:ダウン症胎児脳マーカー



ダウン症候群に関連する胎児脳の特徴的なマーカーが発見され、産婦人科医療の最前線での革新が期待されています。この研究は、大阪にあるクリフム出生前診断クリニックの院長である夫律子医師を中心とした国際研究チームによって行われました。発見されたマーカーは、ダウン症の胎児脳に特有の形態学的特長である『カモメサイン』と『菲薄化サブプレート』の二つです。

マーカーの詳細



カモメサイン



妊娠17週から21週の胎児脳の形状が、まるでカモメが翼を広げたかのような独特の形を示すことが観察され、この所見は妊娠22週以降に自然に改善する傾向が見られました。これは脳の発達における一時的な変化を示唆しています。

菲薄化サブプレート



一方で、フィ薄化サブプレートは、妊娠30週まで持続的に観察され、胎児期にのみ存在する脳の特殊な層であるサブプレートの厚さが薄いという所見です。この二つのマーカーは、ダウン症の特有の脳の発達を反映しています。

個別化医療への道



夫律子医師は、20年にわたる臨床経験に基づく気づきを科学的な証拠に変えることに成功しました。彼女は、ダウン症を持つ胎児の脳の形態が一様ではなく、個々の症例によって異なることを示しています。この発見は、ダウン症の出生前診断のアプローチを変える可能性を秘めており、医療関係者が胎児の特性に基づいた個別化ケアを提供する手助けになるでしょう。

未来への影響



米国の使者NIHが推進する『INCLUDE』プロジェクトでは、ダウン症の治療法開発が進められています。その中で、今回の研究で発見されたマーカーは、将来の胎児治療の効果を評価するための客観的な指標として利用されることが期待されています。さらに、この発見により医療者からの遺伝カウンセリングも改善され、具体的な画像所見に基づいたサポートが可能となります。

クリフム出生前診断クリニックの取り組み



クリフム出生前診断クリニックは、胎児に関する様々な検査を提供し、母体と赤ちゃんを第一に考えた医療サービスを行っています。院長の夫医師が、詳細な超音波検査により胎児の状況を把握し、必要に応じて追加検査を提案するなど、親たちをサポートしています。このような取り組みが、未来の医療に指針を示すことに繋がることでしょう。


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会社情報

会社名
クリフム出生前診断クリニック
住所
大阪府大阪市天王寺区上本町7-1-24松下ビル3F
電話番号
06-6775-8111

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