ロボット科学教育の一環としての検定
中央出版株式会社は、教育図書の出版やスクール運営を行う企業で、名古屋市名東区に本社を置いています。近年、ロボット科学教育を全国に広げている「株式会社ロボット科学教育」と提携し、プログラミング学習に特化した「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。これは主にレゴ(R)ブロックを使用したもので、子供たちにプログラミングの楽しさを教えるカリキュラムです。
2024年のロボット検定は、10月12日から14日の間に開催され、全国の148名の受験者が参加しました。この検定は、ロボット製作に必要な知識や技術を評価するもので、小学1年生から受けられるのが特徴です。試験内容は、知識、組立、実技の3分野に分かれており、筆記試験だけでなく、実際の組み立てやプログラミングの課題にも挑戦します。
検定の実施と結果
今回のロボット検定は、横浜、静岡、愛知、福岡の4エリアで実施され、受験者はこれまでに学んだ内容を確認し、実力を試す機会を得ました。結果は、11月18日以降に参加者の自宅に郵送されます。子供たちは、未来に向けて自らの能力を測る大切なステップを踏み出しました。
検定対策講座の重要性
今回のロボット検定に先立ち、中央出版では対策講座も開催しました。この講座は、例年よりも早めのスケジュールで行われました。初めて受験する方々のためにはオンラインで対策し、既に経験がある方々には対面での対策が提供されました。この講座では、検定の注意点や出題傾向、回答の形式などを詳しく学ぶことができ、参加者の不安を和らげ自信を持たせることができました。
対策講座の詳細
日程:
- - 10月3日(木)
- - 10月4日(金)
- - 10月5日(土)
- - 10月6日(日)
会場:
- - オンライン
- - Kicksアピタ長久手ラボ
- - Kicksリーフウォーク稲沢ラボ
- - おおぞら高校横浜キャンパス
- - おおぞら高校静岡キャンパス
- - おおぞら高校福岡キャンパス
Kicks講座の特長
Kicks講座では、子供たちに自ら考え、あきらめずに挑戦する力を育てるために、4つの重要なポイントに焦点を当てています。これらは、ハンズオン体験、プログラミング、STEM教育、プレゼンテーションといった要素で構成されており、各教科を単独で学ぶのではなく、様々な分野を融合させた学習を目指しています。
STEM教育について
STEM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の分野を横断的に学ぶことを目指しています。これによって、子供たちは実際の課題の発見や解決能力を養うことができます。現在、各教室では無料の体験イベントも行っており、興味のある方は公式ホームページを確認してみてください。
ロボット教育の重要性がますます増している中、このような取り組みが将来的な人材育成に寄与していくことが期待されます。