スタートアップ税理士法人が和歌山に新支店を設立、AI活用のBPaaS事業を強化

スタートアップ税理士法人が和歌山に進出

スタートアップ税理士法人が和歌山に進出することが決定し、新たな支店が開設される運びとなりました。この進出は、経理業務に特化したBPaaS（Business Process as a Service）事業の強化を目指したもので、同社の本社は東京都新宿区にあり、代表は大堀優氏が務めています。締結された協定には、和歌山県知事の宮﨑泉氏と和歌山市長の尾花正啓氏も出席し、記念すべき調印式が行われました。

新設される和歌山支店は、同社がこれまで培ってきたクラウド会計に関する技術と、創業期の事業者を支援する実績を活かし、北は北海道から南は沖縄まで全国各地でのBPaaSサービスの提供を目指します。この新拠点は、2025年9月1日に開設予定で、経理業務の効率化や生産性向上を図るための基盤を構築していくという意気込みを見せています。

BPaaS事業の概要

BPaaSとは、業務プロセスをクラウド上で提供するサービス形態の一つであり、特に経理分野に特化したサービスの開発を進めています。AIを活用したバックオフィス業務の最適化や自動化技術の統合などが見込まれており、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進はもとより、地域の企業の成長を支援する新たな活力をもたらすことが期待されています。これにより、スタートアップ税理士法人は地域に密着したサービス提供を行い、地域経済の振興に寄与することを目指しています。

起業家支援への取り組み

スタートアップ税理士法人は、「はじめる勇気の、いちばん近くに。」というブランドスローガンのもと、起業家や中小企業の伴走者としての役割を果たします。これまでにも多くの創業者に対し、丁寧にサポートを行い、彼らのビジネスが軌道に乗るのを見守ってきました。新たに設立される和歌山支店は、この理念に基づき、地域の起業家を対象にした支援プログラムの提供なども行う予定です。

地域との共生と成長

和歌山県及び和歌山市との進出協定は、地域と共に成長する企業としての責任と価値を再認識させます。今後は、単に業務を展開するのみならず、地域密着型の経営支援を行い、地域社会に根ざした企業としての存在感を高めていくことでしょう。スタートアップ税理士法人がどのように地域に貢献していくのか、今後の展開が大いに期待されます。