株式会社いえらぶGROUPが運営する「いえらぶCLOUD」は、賃貸、売買、管理を一手にサポートするオールインワンの不動産業務支援システムです。最近、同サービスがOktaの「Okta Integration Network」に不動産業界で初めて登録されました。この連携により、Oktaを利用する企業や組織のIT管理者は、シングルサインオン(SSO)の設定作業をより迅速に行えるようになります。
いえらぶCLOUDの特長とは
「いえらぶCLOUD」は、業務の全てをオンライン化し、運用の効率化を図るために毎週更新が行われている点が特徴です。同サービスは、全国15,000社以上の不動産会社で導入され、多くの業務を一元化して処理することが可能です。この強みが今回のOktaとの連携に活かされ、より多くの企業へサービスが届けられることになります。
Oktaとの連携の利点
Oktaはアイデンティティ管理サービスの業界リーダーであり、そのソリューションを利用することで企業の情報セキュリティレベルを向上させることができます。これにより、いえらぶCLOUDがOINに登録されたことで、IT管理者は何度も繰り返されるSSO設定作業を簡略化し、大幅な時間短縮が期待できます。Okta Japanの渡邉社長は、「この連携により、いえらぶCLOUDを利用する顧客にさらなる利便性を提供できる」と語りました。
不動産業界のデジタル化
クラウド型アプリケーション導入が進む中で、IT管理者の役割も進化しています。コロナ禍を経て企業はリモートワークへと移行し、セキュリティを確保したうえで、効率的な業務運営が求められるようになりました。このような背景を受けて、いえらぶCLOUDのような統合型システムの必要性は高まっています。
経営理念と今後の展望
いえらぶGROUPは「ITの力を用いて不動産業務を効率化する」とのビジョンのもと、2008年に設立されました。これまでに不動産業界向けSaaSサービス「いえらぶCLOUD」を提供し、25,000社以上に導入されています。これからもSNSマーケティングや賃貸管理など幅広く業務支援を行い、さらなる技術進化を目指しています。
結論
「いえらぶCLOUD」がOkta Integration Networkに登録されたことは、不動産業界にとって非常に意義深い出来事です。業務の効率化が進むことで、競争が激化する市場においては、この種の技術的な連携が顧客サービスの向上につながります。これからの展開に注目が集まります。