京セラ、Turingに出資
2024-07-01 14:52:50

京セラ、自動運転スタートアップ「Turing」に出資! 生成AIで安全な未来へ

京セラ株式会社が、生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むスタートアップ企業「Turing株式会社」に出資したことを発表しました。この出資は、京セラが新たに設立したコーポレート・ベンチャー・キャピタルファンド「京セラベンチャー・イノベーションファンド 1 号(KVIF- I)」による最初の投資となります。

Turing株式会社は、AI開発の先駆者である山本 一成氏と、最先端の自動運転開発に携わってきた青木 俊介氏が2021年に共同創業した企業です。同社は、「完全自動運転に必要なのは良い目ではなく良い頭である」という理念に基づき、多くのセンサーや高精度地図に頼るのではなく、カメラの画像情報をAIで分析し、実際に運転を制御するエッジAIの開発に注力しています。

京セラは、今回の出資を通じてTuring社にモビリティ領域で培ってきたセンサーや部品などの開発資産を提供することで、安全な自動運転の実現に貢献します。さらに、オープンイノベーションを通じて、新たな事業創出を目指していきます。

KVIF- Iは、京セラが継続的に新規事業を創出するための体制強化を目的として、2024年4月1日に設立されました。環境・エネルギー、情報通信、医療・ヘルスケア、モビリティ、材料技術、AIを含むソフトウェア、航空・宇宙・防衛、半導体、核融合領域など、日本とアジアのアーリーステージ企業への投資を積極的に行い、スタートアップ企業の探索と支援を強化していく予定です。

京セラとTuring社の連携は、自動運転技術の進化を加速させ、安全で持続可能なモビリティ社会の実現に大きく貢献すると期待されています。

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