ルーブリックの革新
2018-11-20 18:03:44

ルーブリックが新バージョン〈Andes 5.0〉を発表しデータ管理を革新

米国カリフォルニア州パロアルトに本社を置くルーブリックは、11月14日にデータ管理ソリューションの新バージョン〈Andes 5.0〉を発表しました。この新しいプラットフォームは、クラウドやデータセンターといった異なる環境を超えて、企業のミッション・クリティカルなアプリケーションやデータを一括して保護し、管理するための革新的な機能を備えています。特に、デジタルトランスフォーメーションが進む中で、企業は日本国内外の多様な環境でデータを効率的に管理しなければならないという課題に直面しています。

ルーブリックの最高技術責任者(CTO)であり共同創業者のアーヴィンド・ニスラカシャップ氏は、今回の〈Andes 5.0〉が「デジタル志向の企業向けに設計されたもので、データのガバナンスやセキュリティに対応した単一のソフトウェアプラットフォーム」と述べています。このプラットフォームは、サイバー攻撃やコンプライアンスの要件に対処しつつ、効率的なデータ管理を実現することを目指しています。

新バージョンでは、特に以下のような重要な機能が強化されています。まず、Oracleデータベースに向けたライブマウント機能を新たに追加しました。これにより、瞬時のリカバリが可能になり、業務の稼働率が高まるとともに、アプリケーション開発の速度も向上します。また、SAP HANAとの連携認定を受けたことで、データベース管理者はインテリジェントなログ管理や迅速なポイント・イン・タイムのリカバリを実現できます。ヘルスケア分野では、HIPAA準拠を果たしつつ、サイバー攻撃からデータを守る役割も果たすことができ、特に高品質なサービスを提供します。

さらに、〈Andes 5.0〉のNAS Direct Archive機能では、膨大な非構造化データを効果的に管理し、グローバル検索によって必要なデータを瞬時にリカバリできます。Windows環境においても、システムの全体移行がスムーズに行えるため、データ管理全般がさらに簡素化されます。

クラウド・ネイティブなアプリケーションへの対応も強化されています。Microsoft Office 365の保護機能を強化し、ポリシーに従った管理を可能にしました。また、MongoDBやCassandraといったNoSQLデータベースの管理をサポートすることで、DevOps環境におけるデータ管理をより迅速に行うことができるようになります。

実際に〈Andes 5.0〉を導入した企業からの声として、ASL Airlinesでは、管理時間が4分の1に短縮されたと報告しています。また、米国スーフォールズ市のシステム管理担当者は、NAS Direct Archive機能によって数千億のファイル移動が可能になり、コスト削減につながったとのコメントを寄せています。

ルーブリックは、クラウド、エッジ、オンプレミスのデータ管理を一元化するソリューションとして、企業のデジタル・トランスフォーメーションを推進する役割を果たしており、これからもその革新性を追求し続けることでしょう。業界にとって重要な情報やデータは、ますます多様化していく中で、150以上のデータ管理ソフトウェアが選ばれ、支持される状況が続いていくでしょう。

ルーブリックの公式ウェブサイトでは、さらなる情報が提供されており、製品に関する詳細や事例を確認することができます。この新しいプラットフォームの登場により、多くの企業が今後も効果的なデータ管理を実現し、ビジネスの成長に貢献することが期待されます。

会社情報

会社名
ルーブリック・ジャパン株式会社
住所
東京都港区虎ノ門 1-10-5 WeWork KDX 虎ノ門1丁目ビル 11 階
電話番号

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