英国の誇り、エッティンガーが日本で独占販売開始へ

英国の名品「エッティンガー」の魅力

株式会社リーミルズエージェンシーは、英国を代表するレザーグッズブランド「エッティンガー」との独占輸入販売契約を締結したことを発表しました。販売開始は2026年1月を予定しています。エッティンガーは1934年にロンドンで創業し、その高品質な革製品は世界中の名だたる店舗でも広く取り扱われています。

エッティンガー社のレザーグッズは、その手作りの技術と厳選された素材により、高い評価を受けています。ハロッズやフォートナム＆メイソン、バーンズ・ニューヨーク、バーグドルフ・グッドマンといった高級百貨店からの注文も受けており、ブランドの信頼性と卓越性を裏付けています。特徴的なのは、ロンドンとニューヨークでは「HAND MADE IN ENGLAND」の刻印が男性のステータスシンボルとされることです。

長い歴史を持つエッティンガーは、1996年にはプリンス・オブ・ウェールズからロイヤル・ワラント（英国王室御用達）を授与されるなど、その品質が国際的に認められています。この名誉は、特に英国の技術と文化の象徴とも言えるものであり、その証しとしてブランドの価値をさらに高めています。

エッティンガーの革素材とデザイン

エッティンガーの財布は、特に内部の革に「パネルハイド」と呼ばれる素材を採用している点が特徴です。この革は馬の背中に使われる柔らかな部分から作られ、通常は硬い革が直接当たってしまうことによる負担を軽減するために使用されています。また、外側には耐久性に優れたブライドルレザーを使用しており、使用者にとって心地よさを追求しています。エッティンガーの製品は、自然や動物への敬意を込めたものづくりがなされており、本物の紳士の精神を体現しています。

さらに、エッティンガーのカラーコンビネーションは創業当初から続く伝統で、特に75年前、黒一色の財布が多かった時代に、いち早くコンビネーションカラーを導入しました。その代表的なコレクションである「スターリングコレクション」も人気を集めており、特にパープルはエッティンガーを象徴する色として広く知られています。

このように、エッティンガーはその高品質な製品と長い伝統、独自のデザイン哲学により、世界中の人々に愛され続けています。日本市場においても、その魅力が受け入れられる日が楽しみでなりません。