大久保英治展:辺境の作家
2024-07-02 10:12:29

現代美術の巨匠、大久保英治の軌跡をたどる!特別展「大久保英治:辺境の作家1973-2024」が徳島県立近代美術館で開催

現代美術の巨匠、大久保英治の軌跡をたどる特別展



2024年7月13日から9月23日まで、徳島県立近代美術館にて、現代美術家・大久保英治の特別展「大久保英治:辺境の作家1973-2024」が開催されます。

大久保英治は、1944年生まれの現代美術家です。ドローイング、絵画、オブジェ、インスタレーション、コラージュ、版画など、多岐にわたる表現手法を用いて、長年にわたって制作活動を続けてきました。特に、1998年から1999年にかけて四国八十八カ所を歩きながら制作した作品や、1999年から2001年にかけて日本と韓国を舞台としたユーラシア・アートプロジェクトなど、ランド・アートの分野で高い評価を受けています。

本展では、初期作品から新作までを網羅し、大久保英治の制作活動を多角的に紹介します。初期作品では、大久保英治がどのように現代美術の世界に足を踏み入れたのか、その軌跡をたどることができます。また、近年制作された作品からは、大久保英治が現代社会に対してどのようなメッセージを投げかけているのか、その思想を読み取ることができます。

さらに、本展では「時間」「自然」「歴史」「場所」といったテーマを軸に、大久保英治の作品がどのように社会と関わり、私たちに何を問いかけているのか、その深淵に迫ります。

本展の見どころ

初期作品から新作までを網羅した、大久保英治の50年以上の活動の集大成
ランド・アートの巨匠としての、大久保英治の制作の深淵を体感できる
「時間」「自然」「歴史」「場所」というテーマを通して、大久保英治の作品が社会とどのように関わるのかを探る
大久保英治本人によるギャラリートークなど、貴重なイベントが開催される

関連イベント

本展では、展覧会をさらに楽しむための関連イベントも多数開催されます。

学芸員の見どころ解説:7月21日、8月4日、9月8日
手話通訳付き展示解説:8月4日
ギャラリートーク「大久保英治 自作を語る」:7月13日、9月23日
クロストーク「美術×歴史 いにしえのロマンを求めて」:8月25日
こども鑑賞クラブ「しぜんとにんげん」:8月3日

これらのイベントを通して、大久保英治の作品をより深く理解することができます。

展覧会情報

会期: 2024年7月13日(土)~9月23日(月・振休)
会場: 徳島県立近代美術館 展示室3
開館時間: 9時30分~17時
休館日: 月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く)、7月16日(火)、9月17日(火)
観覧料: 一般800円、高・大学生600円、小・中学生400円(団体料金あり)

大久保英治の作品を通して、現代美術の魅力に触れ、自身の感性を磨いてみてはいかがでしょうか。


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