須崎市フードロス削減
2025-07-22 12:22:52

須崎市が進めるフードロス削減の新たな試みとは?

須崎市、フードロスを減らすための新プロジェクトを開始



全国的にも豊かな自然環境を持つ高知県須崎市では、地域の資源をより有効に活用する取り組みが進められています。この取り組みの一環として、水産業が盛んな須崎市が、食材の廃棄問題を解決しようと新たなクラウドファンディングプロジェクトを始めました。運営するのは、株式会社アイモバイルが手掛けるふるさと納税サイト「ふるなび」。

プロジェクトの背景



須崎市は、浦ノ内湾を中心に、古くから養殖業や海上釣り堀などの水産業が発展してきました。しかし、近年のコロナ禍や飼料価格の高騰に伴って、経営が厳しくなり、魚のアラや骨といった未利用部位の廃棄が大きな課題となっています。

そのような中、幸丸水産が高知県内の老舗酒造店から約30トンの酒粕が廃棄されるという問題提起を受け、この酒粕を有効に活用することを目指してプロジェクトが立ち上がりました。

プロジェクトの具体的な内容



このプロジェクトでは、新たに食品加工場を設け、酒粕を餌として使い育てた高品質なシマアジを様々な形で商品化します。具体的には、フィーレ、カマ、出汁パックなど、部位ごとに瞬間冷凍し、どの部位も無駄にすることなく活用します。これにより、フードロスを減少させ、地域資源の循環を促進することを目指します。

プロジェクトの寄附金の使い道



集めた寄附金は、主に新しい食品加工場の建設費や必要な備品の購入、運搬用の車両等に使用されます。これは地域の水産業を支えるだけでなく、次世代の持続可能な資源管理にも寄与する取り組みです。

高知県須崎市について



須崎市は、全国的にも魚種が豊富で、シーズンごとに多様な魚介類が水揚げされる「おさかなのまち」として知られています。特に、濃厚な旨味と食感を持つ「からすみ」は日本酒と絶品の相性を誇り、本場高知の「かつおのタタキ」も高い評価を得ています。これらの地元産品を味わえるふるさと納税による返礼品も充実しています。

ふるさと納税サイト「ふるなび」について



「ふるなび」は、各地の市町村への寄附を促進するためのプラットフォームであり、全国各地の地域活性化を支援しています。寄附者には、寄附額に応じてもらえる「ふるなびコイン」が提供され、Amazonギフトカードやポイントに交換可能です。また、2024年にはスマートフォンアプリがリリースされ、利便性が向上を図られています。

このように、須崎市のプロジェクトは地域の資源を有効活用し、持続可能な社会を目指す取り組みです。多くの方々の寄附によって、この素晴らしいプロジェクトが実現されることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社アイモバイル
住所
東京都渋谷区渋谷三丁目26番20号関電不動産渋谷ビル 8階
電話番号

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