株式会社OUENがストレスチェックサービスを開始、メンタルヘルス管理を革新

株式会社OUENが新たに提供するストレスチェックサービス

株式会社OUENが、2025年12月1日から新たにクラウド型ストレスチェックサービスを開始します。このサービスは、実施事務従事者や社労士が抱える運用負荷を大幅に減少させることを目的に設計されています。受検者の登録から受検状況の管理、さらには高ストレス者判定に必要な計算処理に至るまで、全てをクラウドで統合管理できる点が大きな特長です。

背景

ストレスチェック制度は2015年12月の義務化以降、多くの企業が実施していますが、運用上の課題も残っています。実施者の約60%が「事務負担の大きさ」を問題視しており、これが従業員の健康支援に悪影響を及ぼしていました。このような現状を鑑みて、OUENは誰でも簡単かつ安全に運用できるストレスチェック管理システムの必要性を感じ、開発に取り組みました。

サービスの概要

新たに提供されるOUENのストレスチェッククラウドサービスは、以下のような機能を備えています：

- 受検者登録：CSVインポートに対応し、受検者データの準備をスムーズに行えます。
- 受検案内メールの送信：手動操作による確実な送信履歴管理が可能で、送信漏れを防ぎます。
- 職業性ストレス簡易調査票への対応：全57問の質問票に完全対応し、80問版も利用可能。
- 高ストレス者判定の自動化：素点換算や単純合計といった計算処理を自動で行い、実施者が最終判定を行える安全設計です。
- リアルタイム管理画面：受検状況をリアルタイムで把握でき、未受検者一覧や受検率の確認が簡単に行えます。
- 面接勧奨メールの送信機能：法令リスクを軽減するための機能も搭載しています。
- 労基署報告書の出力：必要なデータを迅速に整え、労基署対応を円滑に行います。

主な特徴

このサービスの大きな特長は、以下の点にあります：
1. 運用負荷の削減：手動でのメール送信や計算処理を自動化することで、実施者の手間を徹底的に減少させる仕組みを構築。
2. 計算処理の自動化：多くの事務作業を自動化し、正確なデータ処理を実現します。
3. リアルタイムでの状況把握：未受検者の確認や進捗状況を即座に確認でき、大規模企業でも効率的に運用が可能です。
4. 部門登録や大人数対応：多拠点企業でもスムーズに運用できるシステム設計がなされています。