新しいサービス「やさにちリライト+」の登場
一般社団法人やさしいコミュニケーション協会が提供する新サービス「やさにちリライト+(プラス)」が、2026年1月17日午前9時にリリースします。このサービスは、専門的な知見を持つAIが「やさしい日本語」の書き換えを提案し、自治体や医療機関の担当者が抱えている「どう書けば伝わるか」という不安を解消することを目的としています。これは、2019年から始まった活動の集大成とも言える機能を持っています。
開発の背景
「正解がない」やさしい日本語。これには柔軟さが求められますが、実際の現場では「自分の書き方が正しいのか判断できない」という不安がつきまといます。このサービスはその不安を取り除くべく、常に2つの書き換え案を提案します。ユーザーはAIが提供した案の中から、最適なものを選ぶことができ、その結果として自分の表現に対する自信を得ることができます。
例えば、AIは原文の文脈を理解して「できるだけ易しく」「易しく」の2パターンを提示しますので、用途に応じて表現を選択できるのです。このようにして、担当者は迷いを自信に変え、自走する力を得られます。
サービスの特長
「やさにちリライト+」には、以下の3つの特長があります:
1.
専門家の知見に基づく提案
単なる機械翻訳ではなく、やさしい日本語のエキスパートの知見をAIに学習させています。文脈に基づいた自然な表現の2パターンが提案されるので、より適切な言葉を選ぶことが可能です。
2.
多機能なサービス
提案だけでなく、ふりがな(ルビ)や分かち書き、多言語翻訳、音声読み上げまで、あらゆる機能がワンストップで提供されます。
3.
コストパフォーマンスの向上
従来の専門家に依頼するよりも、劇的なコスト削減を実現しました。たとえば、300文字の文の場合、専門家による書き換えは約5,800円でしたが、このサービスを利用すれば約44円で済みます。コストが約132分の1に圧縮されることが実現しました。
リリース日についての思い
なぜ1月17日か。この日は1995年に阪神・淡路大震災が発生した日でもあります。多くの外国人が言葉の壁によって逃げ遅れた教訓を受け、「やさしい日本語」という概念が生まれました。今もなお、この言語が必要とされていることを考えると、その重要性を再認識させられます。災害時だけでなく、日常生活の中でも必要な言葉として広まることを願い、決意を込めてこの日をリリース日に選びました。
代表理事のコメント
「私にとって1月17日は42歳の誕生日であり、同時に震災の映像を見て言葉を失った日でもあります。情報があっても伝わらなければ、人は動けません。やさしい日本語は災害時のみならず、日常の中でも人々をつなぐ言葉なのです。この日にサービスを開始できることに、特別な意義を感じています。」
サービス概要
「やさにちリライト+」は、専門知識がなくても簡単に使える直感的なユーザーインターフェイスを持っています。書き換えやふりがな、分かち書き、翻訳等がワンクリックで完了します。料金プランは無料お試しや月額プランも用意されています。詳細は公式サイトをチェックしてください。
やさにちリライト+公式サイト
会社概要
このサービスを提供する一般社団法人やさしいコミュニケーション協会は、2019年に設立され、東京都豊島区で活動しています。やさしい日本語の研修や書き換えサービスを行い、多文化共生社会の実現を目指しています。