カゴメトマトジュースが快進撃
カゴメの「トマトジュース」が2024年において、過去最高の出荷量を記録しました。これは、2023年の出荷量を約20%上回るもので、3年連続の最高更新という快挙です。この好調な出荷は、特に200ml、720ml、900mlの各サイズで新たな記録を達成しています。
出荷好調の背景
出荷量の増加には、いくつかの要因が考えられます。
1.
健康志向の高まり: 特に50代以上の消費者が、リコピンやGABAといった健康成分に注目している影響が大きいとされています。これらの成分は「善玉コレステロールを増やす」「血圧が高めの方の血圧を下げる」といった健康効果が期待でき、当社のメインユーザー層にとって魅力的です。
2.
SNSの影響: SNSプラットフォームでトマトやリコピンが美容や健康に関連する話題として取り上げられ、特に20代から30代の消費者の購入率が上昇しています。若い世代の間での健康志向が、商品の評価を高めているのです。
3.
生鮮野菜価格の高騰: 最近では、生鮮野菜の価格が上昇しているため、価格と品質が安定しているトマトジュースが、代替品として選ばれるケースが増えています。
このような背景から、トマトジュースの飲用習慣が広まり、ヘビーユーザーも増加していることが、出荷数量の増加を後押ししています。
カゴメトマトジュースの歴史
カゴメトマトジュースは、1933年に発売以来、ほぼ90年の間、多くの消費者に愛され続けている商品です。にわかには信じがたいかもしれませんが、この間に様々な改革を経て、常に良質なトマトジュースを提供してきました。リコピンなどの成分に関する研究を進め、消費者へその健康価値を伝え続けているのも特徴です。
また、災害や気候変動等により生鮮野菜が不足する時期には、トマトジュースを「保存できる野菜」として提案し、多くの家庭での支持を得ています。このような顧客ニーズへの適切な回答が、シェア1位を維持している要因といえるでしょう。
健康を支えるパートナー
カゴメトマトジュースは、その機能性表示において、リコピンとGABAが含まれています。これにより、血中コレステロールが気になる方や高血圧の方に向けた商品として広くアピールしています。公式には「特定保健用食品」ではありませんが、バランスの取れた食事とともに取り入れることで、健康維持に役立つことが期待されています。
今後もカゴメは、トマトジュースやそのほか自然の恵みを活かした商品を通じて、消費者の健康を応援していく方針です。
「カゴメトマトジュース」詳細情報
公式サイト:
カゴメトマトジュースブランドサイト
お問い合わせ先
カゴメお客様相談センター: 0120-401-831(土日祝日・年末年始を除く)