イノパスとKDDI、提携進展
2008-01-29 12:00:15
KDDI統合プラットフォームにイノパスの最新技術が導入される時代の到来
KDDI統合プラットフォームにイノパスのFOTAクライアントが搭載
2008年1月29日、KDDIはその統合ソフトウェアプラットフォーム「KCP+」にイノパスソフトウェアのFOTA(Firmware Over-The-Air)クライアントを搭載することを発表しました。これは、携帯端末管理の新たな一歩となる重要な技術革新です。
KCP+は、携帯端末におけるOSやミドルウェアを含む全てのソフトウェアに対応する共通プラットフォームで、QUALCOMMのMSMTMチップセットやBREWTMを基盤にしています。この技術的背景により、携帯端末の開発コストが抑えられ、開発スピードも向上します。メーカーは、デザイン性やユーザー体験の向上など差別化に集中できるようになります。
FOTAとその影響
携帯端末の機能が複雑化する中で、無線での端末管理がますます重要になっています。イノパスのFOTAクライアントは、通信業者に対して、加入者一人当たりの売上(ARPU)の向上を実現する機会を提供します。これにより、サービス利用が拡大し、同時に顧客サポートコストが削減されることが期待されています。顧客満足度も向上し、通信事業者にとっては大きなメリットとなるでしょう。
イノパスソフトウェアの社長、沢井伸一氏は、「長い間、KDDIとは相互利益の関係を築いてきた。この度の技術採用は、お客様満足度向上への強い意志の表れだ」と述べています。双方向の協力関係が今後も続くことを示唆しています。
市場での位置づけ
イノパスは、調査会社IDCによるレポートでMDM(Mobile Device Management)のリーダー企業と評価されています。さらに、Inc.誌の「Inc. 500」で急成長する企業としても注目されています。
会社紹介
イノパスソフトウェアは、統合型携帯端末管理のリーダーです。ユーザーが意識することなく、移動体通信事業者や端末メーカーが収益源となるサービスを提供およびサポートすることを可能にします。無線でのファームウェア更新を商用展開した初の企業として、幅広い顧客にその価値を提供してきました。
接続する未来
イノパスは、主要な通信事業者や端末メーカーと連携し、今後も携帯端末の管理方法を進化させていく计划です。新たな技術の導入が、ユーザー体験をいかに向上させるか、今後の展開に大いに期待が寄せられます。イノパスは、世界中の通信市場において、その革新性を発揮し続けることでしょう。
今後の動向に注目することが重要です。また、イノパスの詳細については、公式サイト(http://www.innopath.com)をご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
イノパスソフトウェア株式会社
- 住所
- 東京都千代田区三番町2番地三番町KSビル2階
- 電話番号
-
03-5210-2050