カンボジアでのシンポジウム
2024-08-21 11:29:12

カンボジアでのカーボンクレジットビジネスの可能性を探るシンポジウムの報告

カンボジアでのカーボンクレジットビジネスの可能性を探るシンポジウムの報告



2024年8月7日、カンボジアのプノンペンで、Green Carbon株式会社の代表者が出席した「日カンボジア経済共創交流シンポジウム(第二弾)」が開催されました。このイベントは、日本貿易振興機構(JETRO)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共催し、日本とカンボジアの経済関係を深めることを目的としています。シンポジウムでは、特に脱炭素技術を活用したカーボンクレジットビジネスの新たな展開について議論が行われました。

シンポジウムの狙い


昨年に続く今回のシンポジウムは、カーボンクレジットビジネスを柱に、日本とカンボジアの連携を強化するためのネットワーキングイベントです。カンボジアでは、カーボンクレジット取引所の開設に向けた準備が進められており、官民を問わず、このビジネスに対する関心が高まっています。このシンポジウムでは、農業、林業、製造業といった各業界の専門家によってカーボンクレジットビジネスの可能性が探求されました。

Green Carbonの役割


Green Carbon株式会社は、カーボンクレジット創出を手掛ける企業で、特に自然由来のプロジェクトに注力しています。今回は、同社のCOOである妹尾聖人氏がパネルディスカッションに登壇し、カーボンクレジットビジネスの現況や取り組み事例を紹介しました。水田のメタンガス削減や森林保全活動など、東南アジアでの実績を通じて、カンボジアにおけるカーボンクレジット創出の潜在力を説明しました。

カンボジアの環境への貢献


カンボジアは、広大な水田や森林が広がっており、加えてマングローブ林や農業残渣を用いたバイオ炭生成のポテンシャルも大きい国です。Green Carbonは、これらの資源を活用し、脱炭素活動を促進することで、地域経済の発展にも寄与することを目指しています。また、カーボンクレジット生成により得られるインセンティブが、さらに地域の環境改善につながることが期待されています。

現在の取り組みと今後の展望


Green Carbonは、JAXAの衛星データやJETROのサポートを得て、カーボンクレジットを生成するための技術的基盤を整えています。特に、JAXAとの共同研究によって、衛星データを活用した環境モニタリングの実施が進んでおり、これにより新たなビジネスチャンスが生まれています。今後は、フィリピンやベトナムでのプロジェクト実績を生かして、カンボジアでの展開を加速する予定です。

結論


今回のシンポジウムは、日本とカンボジアの間の経済共創を促進する重要な機会でした。Green Carbonは、脱炭素社会の実現を目指す多くの企業と連携し、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。これからのカーボンクレジットビジネスが、日本とカンボジアの未来をどのように変えていくのか、注目されるところです。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597

関連リンク

サードペディア百科事典: カーボンクレジット Green Carbon JAXA

Wiki3: カーボンクレジット Green Carbon JAXA

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。