LectoとTRENDEがタッグを組んだ債権管理のDX
Lecto(レクト)は、債権管理業務のデジタル化を推進する企業であり、最近TRENDE株式会社にその「Lectoプラットフォーム」を導入しました。このプラットフォームは、企業の債権管理や督促業務を自動化することで、業務の効率化を図ることを目的としたものです。
TRENDEの事業背景
TRENDEは、環境に優しい電力サービスを提供する企業であり、太陽光や蓄電池を用いた電力事業を中心に様々な展開を行っています。特に、電力小売りプラットフォーム「Utility Suite」を開発し、個人間の電力取引の推進に尽力してきた企業です。
最近、TRENDEの顧客数は増加の一途を辿り、債権回収業務にも大きな影響を及ぼしていました。顧客の増加に伴い、その対応が必要となり、業務量の急増が債権管理チームにとっては大きな負担となっていました。この状況から、業務の自動化と効率化を図るために、Lectoプラットフォームを導入することにしたのです。
導入前の課題
TRENDEは、導入前にいくつかの課題を抱えていました。手動での督促業務は心理的な負担が大きく、業務を続けるのが難しい状況でした。また、アナログな手法で進められていた債権管理や督促業務は、チーム全体の疲弊を招いていました。サービスの拡大により、債権管理業務は従来の約3倍に増え、体制の整備が必要とされるようになりました。
導入後の変化
Lectoのプラットフォーム導入後、債権管理業務の効率化が実現しました。自動的に督促業務が行われるため、以前のような心理的負担は大きく軽減されました。また、業務時間が約80%も削減されたことが報告されています。これにより、初期の未回収件数は半減し、最終的な回収率も10%向上しました。
データを用いた業務の見える化が進み、施策に対する実感も得られるようになりました。さらに、支払いの約束をすることができるIVR(自動音声通話システム)を導入することで、業務の効率化が図られました。
Lectoプラットフォームの可能性
Lectoは「督促回収テック」を展開するFintech企業であり、様々な業種においての債権管理や督促業務の効率化を目指しています。会社の理念は、複雑で属人化しやすい業務フローを改善することで、顧客満足度を向上させることです。
今後もLectoは、TRENDEのさらなる発展に貢献しつつ、さまざまな業種での業務のDXを支援していくことを目指しています。TRENDEが債権管理を効率化したこの成功事例は、他の企業にとっても貴重な参考となるでしょう。
会社情報
代表取締役: 妹尾賢俊
設立年月: 2017年8月
本社: 東京都千代田区東神田1-16-7 東神田プラザビル2F
URL:
TRENDE公式サイト
代表取締役社長: 小山 裕
本社: 東京都渋谷区道玄坂1−2−3 渋谷フクラス17F
URL:
Lecto公式サイト