心身健康サポートシステム
2025-09-25 14:40:32

NTTデータGSLが特許取得、心身健康サポートシステムを開発

NTTデータグローバルソリューションズが開発した「心身健康サポートシステム」とは



新型コロナウイルスの影響が色濃く残る中、リモートワークが常態化した2022年、特に注目すべき技術が登場しました。NTTデータグローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は、社員の健康状態をデータで可視化し、管理する「心身健康サポートシステム」を開発し、特許を取得しました。このシステムは、SAP社のクラウド型アプリケーション開発プラットフォーム「SAP® Business Technology Platform(SAP® BTP)」を基盤として構築されています。

社員の健康をデータでサポート



「心身健康サポートシステム」は、社員の心身の健康をサポートするために、食事、睡眠、運動、勤務状況といったさまざまなデータを収集し、それを分析することでメンタル状態を推定することができます。このシステムは、特にリモートワークによるコミュニケーションの不足や健康への不安が高まっている現状に対応したものです。NTTデータGSLは、社員が客観的に自分の健康状態を理解できるようにすることで、より良い生活習慣や働き方への気づきを促しました。

特徴的な機能



このシステムの主な機能は以下の3つです:

1. 食事記録機能: スマートフォンの光学文字認識(OCR)を活用し、食事の内容を簡単に記録することができます。さらに、記録されたデータからカロリーや栄養成分を自動で抽出し、日々の食生活を可視化します。

2. 体の状態確認機能: 月ごとの歩数、睡眠時間、労働時間などを管理。こうしたデータはスマートウォッチや就業管理システムから収集され、月間や日毎の体調の変化を把握しやすくなっています。

3. メンタル判定機能: 食事、運動、睡眠、勤務のデータを組み合わせ、機械学習を用いてメンタルの状態を自動的に判定します。このため、利用者は自分自身の体調に対する恣意的な判断に頼ることなく、データに基づいた客観的な分析を受けることが可能です。

特許取得の意義



特許番号7669320号で取得された本システムは、「似たような属性の人との比較」や「過去自身との比較」など、利用者が多面的な観点から自分の健康状態を理解する手助けをします。これは、ただの健康モニタリングツールではなく、社員一人一人が自分の生活習慣を見直し、最適化するための強力なサポートとなります。

今後の展望



NTTデータGSLは、今後もSAP事業の核として、デジタル技術を用いて企業や社会の課題解決に貢献していく方針です。特に健康管理を支援する技術は、今後ますます重要性が高まると予測されています。世界中で取り組まれている健康テーマは、今後も継続的に進化した形で私たちの生活に影響を与えるでしょう。このような先進的な取り組みを通じて、NTTデータGSLは健康管理の新たなスタンダードを打ち立てようとしています。

NTTデータグローバルソリューションズ会社概要



NTTデータGSLは、2012年に設立され、日本企業のグローバル進出を支えるシステムの構築と運用を行っています。日本国内のSAP導入、運用支援にとどまらず、国際競争力を強化するための施策を展開し続けています。顧客満足度の向上と、革新的なサービスの提供を通じて、企業のビジネス戦略を支持していることが特徴です。SAPに関する知見と経験が豊富な彼らが提供するガイドラインに従うことで、多くの企業がビジネスの成長を実現しています。


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会社情報

会社名
NTTデータグローバルソリューションズ
住所
電話番号

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