グッドパッチ、地銀との連携で地域経済を育む新プロジェクト始動

グッドパッチ、地銀との連携による新たな地域経済活性化プロジェクト

株式会社グッドパッチが、地方銀行との協力を通じて地域経済の活性化を目指す「地銀共創パートナープロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、地域企業の課題解決や新たな価値創造を支援することを目的としており、特に株式会社山陰合同銀行と連携して取り組んでいきます。

プロジェクトの背景

地方経済の活性化は、自治体だけに留まらず地域企業にも求められる重要なテーマです。グッドパッチは、デザインを通じて地域の競争力向上やイノベーションの創出を目指します。近年、デザイン経営が注目を集め、地方銀行と連携することで、地域企業の新規事業創出や既存事業の変革を支援する体制を整えています。

地銀共創パートナープロジェクトの内容

このプロジェクトでは、次のような具体的な取り組みが予定されています。まず、グッドパッチは地域銀行の顧客企業に対し新規事業の立ち上げから事業成長をトータルで支援します。また、地域の企業における課題を抽出し、その解決策をデザイン的視点から提案します。さらに、DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進やAI技術の活用を図り、顧客体験を重視した「体験設計」も実施します。

山陰合同銀行との連携

特に山陰合同銀行との協業においては、地域企業経営者向けの講演会を開催し、実際の意見交換を通じてニーズに応えています。2025年1月に行われた「ごうぎん新春講演会」では、グッドパッチの専門家による講演が行われ、多くの経営者が参加し活発な議論が展開されました。このように、地域企業のニーズに応じた伴走支援を行うことで、より具体的なデザインの力を地域に根付かせていくことを目指しています。

今後の展望

グッドパッチでは、プロジェクトを通じて地域の魅力や可能性を再定義し、新たなビジネスの創出や地域課題の解決に貢献していきます。フルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」に所属する多くのデザイナーと共に、地域に密着したサポートを行い、持続可能な成長を視野に入れた取り組みを推進する方針です。また、本プロジェクトに関心を寄せる地方銀行との連携も広げていく計画です。

地方創生が求められる時代に、グッドパッチがどのように地域経済を活性化させていくのか、その進捗が今後注目されます。地域のデザインと企業の発展を結びつけるこのプロジェクトに、期待が高まります。