なかよしプロジェクト
2026-02-28 10:23:57

国際教育の架け橋となる「なかよし文房具プロジェクト」とは

世界とつながる学びプロジェクトの活動報告会



特定非営利法人であるなかよし学園プロジェクトは、2026年2月20日にオンラインプラットフォームZoomを通じて「世界とつながる学びプロジェクト 活動報告会 Vol.6」を開催しました。この報告会は、全国各地の学校やフリースクールでの活動例を共有し、日本の教育現場で実践可能な形での活用を促進することを主旨としています。通算6回目となる今回は、山形県遊佐町立遊佐中学校の今野大輔教師が登壇し、同校とカンボジアとの協働によって実施された「なかよし文房具プロジェクト」について詳しい報告が行われました。

プロジェクトのユニークなアプローチ



本プロジェクトは、遊佐中学校の生徒たちが文房具を集め、カンボジアの子どもたちに届ける活動ですが、単なる寄贈に留まらず、受け取る子どもたちの学びを促進するための「教材化」の工夫が施されています。具体的には、ノートの初めのページに手書きのメッセージやイラストを添え、異文化交流のきっかけを作るなどの取り組みがなされました。

その中で特に注目されるのが、交換ノート「PEACE NOTE」です。このノートの左側には遊佐中の生徒からのメッセージが書かれ、右側にはカンボジアの子どもたちの寄せ書きが書かれるという構造になっています。完成したノートは遊佐中学校の図書室に展示され、学校全体における学びの資産として循環する仕組みが設計されています。これにより、送った文房具がどのように活用されるかのフィードバックを得ることができ、その過程が次の探究へとつながっていくのです。

教育と地域の連携の未来



現在、遊佐中学校は地域資源と学校をつなげたプロジェクトの構想も進めています。地域の方々や産業と連携し、PCルームの活用計画が持ち上がっているのです。これに伴い、なかよし学園は地域で生み出された価値を世界へ届け、さらに世界からの反応を地域に返すという新たなモデルの設計に取り組んでいます。この一連の流れは、地元教育と国際的な学びを結びつけ、教育を通じて地域と世界を往還する取り組みとして期待されています。

参加者の声



今野大輔教師は、プロジェクトに参加したことで、平和や文化交流の重要性について強く実感したと語っています。「ただ文房具を集めるだけではなく、メッセージやイラストを通じて、相手の学びを引き出す挑戦をしました。実際にカンボジアの子どもたちが描いた『I need peace』のメッセージに触れ、日本の子どもたちが感じている平和の概念との違いを改めて考えさせられました。」と述べています。

さらに、中村雄一代表は「世界とのつながりを持つこのプロジェクトが、教室に戻ってくることで子どもたちは自分の学びが誰かの未来を支える力になるという、重要な体験を得ることができる」と強調しました。 地域や仲間と連携し、本当に必要な人々に届ける仕組みづくりの重要性を再確認し、今後の「平和教育」としての発展に期待が寄せられます。

今後の展望



このように、遊佐中学校やなかよし学園が展開する活動は、米国やアフリカといった遠くの国々との関わりを生むとともに、地域の教育環境の向上へも寄与しています。教育を基盤にしたこの循環型の取り組みは、未来の社会を形作っていく大きな一歩となることが期待されています。参加いただいたみなさんと一緒に、さらなる発展を目指し未来へと歩むこのプロジェクトは、今後も地域との結びつきを深め、国境を越えた教育の可能性を広げていくことでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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