迷子犬を探す新アプリ『FINDOG』の登場
最近、日本における犬や猫の飼育頭数は前年比増で、2,061万頭にも達しているとのこと。これは15歳未満の人口を上回る数字であり、身近に多くのペットがいることを示しています。しかし、その一方で、年間17万6千頭の犬猫が自治体の保健所や動物愛護センターに引き取られ、その中には迷子や所有者不明のものが年間13万9千頭も含まれています。その結果、約12万8千頭が、やむを得ず命を失っているのです。
この厳しい現状を打破するために新たに登場したのが、迷子犬発見アプリ『FINDOG』です。このアプリは、社会課題を新たな形で解決することを目指し、誰もが参加できる活動に変えるために開発されました。犬が迷子になった際、近によるアプリユーザーに迷子の情報をリアルタイムで伝えることが可能です。この「助けられる距離」は半径6kmとして設定されており、その距離内にいるユーザーが迷子の犬を発見する手助けをすることができます。
アプリの特徴として「犬は人をつなげる」という点に注目しています。アプリを利用することで、地域に残るペットオーナーたちの優しさをつなぎ、共に犬を救う手助けとなる仕組みを提供します。しかも、犬を飼っていない人でも参加できることが大きなポイントです。このアプリを通じて、地域全体が協力し、社会貢献に向けた新しい形を模索しています。
企業の取り組みと今後の展望
このアプリの開発企業である株式会社フロンテッジは、企業の存在価値を再問する時代において、『共生のための共創』をテーマに掲げています。異なる優位性を組み合わせ、社会価値と経済価値の両立を図ることで、人間と動物との永続的な共生を目指しています。特に、スタートアップ企業の株式会社落し物ドットコムが成功した、世界最小の落し物追跡タグ『MAMORIO』の技術を活かし、ペット追跡のウェアラブル端末の開発も視野に入れています。
アプリの利用方法
アプリ『FINDOG』は、iOS 7.0以降を搭載したiPhone 4S以降の端末で利用可能で、すべての機能は無料で提供されています。アプリをダウンロード後、気軽に利用を開始できます。迷子犬を見つけた際には、アプリ内の通知機能を通じて、すぐに周囲のユーザーに情報を届けられる仕組みが整っています。
地域のペット仲間たちの「やさしい気持ち」をアプリでつなぎ合わせ、少しでも迷子犬の発見率を上げていけることを目指しています。これにより、犬たちを守るための力が集合し、より多くの犬を救う可能性が広がります。
まとめ
迷子犬を発見するための新しいソリューションがここに誕生しました。『FINDOG』を通じて、地域の人々が協力し合い 1 頭でも多くの犬を守るための活動が今後の期待されます。アプリをダウンロードし、あなたもこの取り組みに参加しませんか?
お問い合わせ
本件に関する質問や詳細については、以下の連絡先までお問い合わせください。