気候変動対策提携
2024-10-28 18:51:07

ME-Lab Japanと韓国スタートアップが気候変動対策で提携開始

ME-Lab Japanが韓国スタートアップと資本業務提携を締結



気候変動の影響がますます深刻化する中、株式会社ME-Lab Japan(以下ME-Lab Japan)は、10月に韓国の国立大学KAISTが発表したスタートアップ、MetaEarth Lab, Inc.(以下MetaEarth Lab)との間で資本業務提携を整え、気候インテリジェンスプラットフォームの共同開発を始めました。

これまでの経緯



ME-Lab Japanは、LTSの子会社として、気候変動による経営リスクにフォーカスしたソリューションを提供しています。2024年3月には、MetaEarth Labとの業務提携を結び、日本市場および東南アジアで気候関連のコンサルティングとデータ解析プロジェクトに取り組みました。
この提携は、気候変動ビジネスの推進を図るものです。

プラットフォーム開発の目的



新たに開発する「気候インテリジェンス・プラットフォーム」は、気候モデルや人工衛星データ、AI技術を駆使して、企業が理解しやすい形で気候変動に関するインサイトを提供することを目指しています。
このプラットフォームを通じて、企業は気候モデルのシミュレーションデータを容易に利用できるようになり、GX経営に関する意思決定を向上させることが期待されています。
これは、過去に民間企業が扱うことが難しかったデータを可視化することにつながります。

今後のビジョン



ME-Lab Japanは、MetaEarth Labの先進技術を基盤に、新たなプロダクトを市場に投入する計画を進めています。2025年の夏には初期版がリリースされる見込みで、このプラットフォームが産業界における気候変動に対する理解を深め、企業活動をより持続可能なものへと導く役割を果たすことを期待しています。

ME-Lab Japanの役割



ME-Lab Japanは、企業のGX経営を支援し、気候変動がもたらすリスクを正確に把握し、戦略に反映させることを使命としています。特に最近では、金融市場においても企業に気候リスク関連の情報開示が求められるなど、企業活動が気候変動と密接にリンクしていることが浮き彫りになっています。
このような背景の中、ME-Lab Japanはアカデミアの先端技術を取り入れ、企業に実行可能なソリューションを提供していきます。

企業概要



  • - 株式会社ME-Lab Japan
設立:2024年2月27日
資本金:1,800万円
事業内容:気候リスク関連情報の分析およびコンサルティング

  • - 韓国科学技術院(KAIST)
大田に本拠を構えるトップクラスの国立大学で、自然科学や工学、情報科学など多岐にわたる分野で教育・研究を行っています。

  • - MetaEarth Lab, Inc.
KAISTからスピンオフしたスタートアップで、気候変動に関するデータや技術を駆使して、環境の再現やシミュレーションを行う技術を持っています。

まとめ



気候変動対策は企業にとってますます重要な課題となっています。ME-Lab Japanが今回の提携を通じて、新しいインテリジェンスプラットフォームの開発を進めることは、企業の持続可能な成長に寄与することが期待されています。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社エル・ティー・エス
住所
東京都港区元赤坂1丁目3-13赤坂センタービルディング 14階
電話番号
03-3746-5870

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