DX時代のIT投資を支える新たなSaaS「digsas」
2021年1月4日、株式会社digsasが「digsas」という新しいSaaSのクローズドα版をリリースしました。これは、デジタルトランスフォーメーション(DX)におけるIT投資の意思決定を支援するツールであり、企業のビジネスプロセスをより効率的に管理するために開発されています。
IT導入の現状とdigsasの役割
現在、多くの企業ではIT導入プロジェクトの成功率が50%を下回っており、失敗のリスクが常に存在しています。digsasは、この問題を解決するために、意思決定過程が感覚的な情報に頼ることなく、しっかりとしたデータに基づいて進められるように設計されています。このプラットフォームは、導入前後に検討すべき項目を提示し、利用者が自信を持ってIT投資を判断できるよう支援します。
加えて、digsasは非IT人材でも効果的に活用できるフレームワークを提供しており、ユーザーが自ら主体的にIT施策を実行できるようにしています。このアプローチにより、企業はよりよい投資判断を行い、社内でのSaaSの活用やその後の戦略を練る際にも有利に働くでしょう。
SaaSとビジネスプロセスの統合
ビジネスプロセスの中でSaaSがどのように利用されているかを理解している企業は少なく、多くの場合、ボトルネックや非効率なプロセスが存在します。digsasは、組織内でのSaaSの位置づけを明確にすることで、属人化やアナログ作業による問題を洗い出し、生産性を向上させるための基盤を築きます。メンバー全員がプロセスの向上に寄与できる状態を作り出すことで、新たな改善策の発見につながるでしょう。
可視化による効率化の促進
変化の激しい現代においては、SaaSの利用が生産性に大きな影響を与える要素となっています。しかし、連携状況やデータ構造を意識しないまま利用を進めると、SaaSの乱立や業務プロセスの煩雑化を招く可能性があります。digsasはこれらの状況を可視化することで、より効率的な使用を促進し、ボトルネックを発見する手助けを行います。
digsasが目指す未来
digsasの活用を通じて、アメリカに比べ7年遅れとされるパブリッククラウドの利用促進と、SIerへの過度な依存から脱却することを目指しています。これにより、企業は自分たちでITを選択する能力を得て、より効率的で競争力のある社会の実現に近づくでしょう。
会社情報
最後に、digsasの運営会社である株式会社digsasについて紹介します。2019年に設立され、本社は東京都品川区に位置しています。代表取締役は石井友規氏で、クラウド型ソフトウェアの企画・開発及びITコンサルティング全般を事業内容としています。興味のある方は、公式ウェブサイト
こちらから詳細情報を確認できます。