山本悠貴選手、イタリアで大健闘!
2025年7月12日から13日まで、イタリア・アルビッツァーテにて開催された「World Drone Cup Italy 2025」で、若きFPVドローンレーサーの山本悠貴選手が注目の成績を収めました。彼は予選で総合3位に進出し、ジュニア部門(18歳以下)決勝では4位に入賞を果たしました。この大会は、20カ国以上から集まった75名が参加する一大イベントで、日本からも6名の選手が出場しました。
大会の詳細は以下の通りです。
- - 大会名:World Drone Cup Italy 2025
- - 開催日:2025年7月12日~13日
- - 開催地:イタリア・アルビッツァーテ(Albizzate Sport Ground)
- - 参加者数:75名(20カ国以上から)
山本選手は、競技において注目すべき力を示しました。予選では序盤から好調なパフォーマンスを見せ、後半には最速タイムに挑む姿勢を貫きました。決勝に進出した際、惜しくも途中でマシントラブルに見舞われ敗退となりましたが、トータルでの3位という結果を持ってジュニア部門の決勝に進出し、見事4位でフィニッシュしました。
大会を制したのは、昨年のWDRCで優勝、そして数々の国際タイトルを獲得した日本の絶対王者、橋本勇希選手(18歳)でした。彼の奮闘によって日本勢の強さが際立っています。
山本悠貴選手の成長と次のステップ
山本選手は2025年6月にアメリカで行われた「MultiGP International Open」で9位に入賞するなど、世界の舞台で急成長を見せています。次の出場予定に関しても、2025年9月にはドイツと韓国でのレースに参加を予定しており、さらなる経験を積んでいくことでしょう。
山本選手のプロフィール
生年月日:2010年3月23日(15歳)
所属:Racing Team BRIDE
山本選手は杉並区で生まれ育ち、15歳でFPVドローンレーサーとして活動しています。2024年には、中国で開催された「FAI World Drone Racing Championship」で日本代表として出場し、チームとして世界3位を達成しました。また国内WTW全国大会でも優勝を果たし、その実力を証明しています。
FPVドローンレースの魅力
FPVドローンレースは、操縦者がドローンに搭載されたカメラからの映像をゴーグルで観ながら操縦するスポーツです。そのため、リアルタイムでの操作感覚が求められ、まるで自身がドローンに乗っているかのようなスリルを体験できます。競技中のドローンは最高速度で時速200km以上にも達し、一瞬の判断力と卓越した操縦技術が勝敗を分けます。
国際的な競技としては、国際航空連盟(FAI)によって世界選手権が開催され、30ヶ国以上から100名を超えるトップパイロットが集います。日本においてもジャパンドローンリーグ(JDL)などで競技が発展しており、幅広い年齢層の選手が活躍しています。
まとめ
山本悠貴選手の活躍は、若手選手の中で非常に注目を浴びる存在です。ドローンショー・ジャパンが支援する彼は、これからの国際大会での活躍が期待されています。次のステージで彼がどのような結果を残すのか、目が離せません!