O株式会社がInterop Tokyo 2025で新しい教育の形を提案します

O株式会社が提案する未来の教育

2025年6月11日から13日まで、千葉県の幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2025」に、O株式会社が出展します。これは国内最大級のICTイベントで、特に注目されるのが「イノベーションテクノロジー（アカデミックチャレンジ）」部門です。O株式会社はこの部門のファイナリストとして選出され、展示内容には慶應義塾大学の脇田玲研究室との共同開発による「知の発育装置」が含まれています。

Interop Awardとは

Interop Tokyoでは、多数の出展企業が最先端の技術や製品をエントリーします。審査委員会は、業界のキーパーソンや学術界の識者によって構成され、優れた技術には「Best of Show Award」が授与されます。O株式会社の取り組みは、この名誉ある賞を目指しています。

知の発育装置：新しい教育のかたち

「学校は人に物を教うる所にあらず……」と語った福沢諭吉の言葉が示すように、教育の本質は知識の伝達ではなく、学びの環境を創造することにあります。O株式会社は、3Dバーチャル空間を通じてこの理念を実現する「知の発育装置」を提案しています。

このバーチャル空間では、ユーザーはアバターとして入室し、画像、Webリンク、3DCGデータ、テキスト、サウンドなど、さまざまなデータをローカルフォルダから持ち込み、他者とも協力して学ぶことができます。Unreal Engine 5を利用した高精度のリアルタイムレンダリング技術が、リアルな体験を提供し、物理的なキャンパスの文化をデジタル空間ですら再現することに挑戦しています。

O株式会社の紹介

O株式会社は、アメリカのロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学生たちによって設立された企業であり、アート、デザイン、エンジニアリング、ファイナンスなど多様な専門性を持つメンバーが揃っています。彼らはバーチャル空間を利用したコラボレーションツール「MEs」を開発し、さまざまな分野で新たな価値を創出しています。