インドネシアでのドローン教育
2025-05-22 16:19:52

テラドローンがインドネシアの大学と連携しドローン教育を促進

テラドローンがインドネシアの大学と連携しドローン教育を促進



テラドローン株式会社は、インドネシアに拠点を構える子会社、Terra Drone IndonesiaがPoliteknik Kelapa Sawit Citra Widya Edukasi(Poltek CWE大学)及びUniversitas Dirgantara Marsekal Suryadarma(Unsurya大学)と協力して、ドローンの実地訓練と雇用創出に関する覚書を締結したことを発表しました。これにより、農業分野におけるドローン技術の普及と専門人材の育成を推進していく予定です。

覚書締結の背景



インドネシアを含むグローバルサウス諸国では、農業やインフラ分野においてドローン技術の導入が進み、専門的なスキルを持つ人材の需要が高まっています。そのため、テラドローン・インドネシアは自社の教育プログラム「Terra Academy」を通じて、学生に実技デモや訓練の機会を提供し、キャリア形成をサポートすることを目指しています。

このMOUに基づき、パートナーシップを結んだ大学の敷地を活用して、実践的なトレーニングやドローンに関する共同研究を行っていくことが期待されています。教育機関と産業界のニーズをつなぎ、産業の成長を支えるための人材基盤の強化を図るのです。

提携大学の特徴



Poltek CWE大学


Poltek CWE大学は、パーム油産業に特化した職業教育機関として2006年に設立されました。1.3ヘクタールのパーム農園を実習用フィールドとして活用し、実践的な学びを提供しています。また、「Terra Academy」をベースにした教育カリキュラムを展開し、ミノムシやカブトムシ対策のためのドローンの試験飛行も行うなど、実践力を高めるための体制を整えています。目指すのは、ドローンを活用して農業上の課題に対応できるスキルを持つ専門的な人材の育成です。

Unsurya大学


Unsurya大学は、インドネシア空軍に所属する航空大学で、ジャカルタに位置しています。先進的な航空教育の拠点としてドローンの実地訓練や試験飛行が可能な設備を整えています。「Terra Academy」を基盤とした教育カリキュラムにより、持続可能なドローンソリューションや先進的な航空技術に関する研究開発を進めています。ここで育成される人材は、航空分野での専門知識を活かし農業でも貢献する能力を持つことを目指しています。

今後の展望



テラドローン・インドネシアは、提携大学と共に教育プログラムを展開し、インドネシアでの人材育成と雇用増を目指します。また、持続可能な農業の実現に向けた人材の育成に継続して取り組む方針です。過去にはマレーシアやサウジアラビアでも同様のプロジェクトを展開しており、地域の産業ニーズに基づいた安全かつ効率的な人材を育成してきました。

テラドローンの役割



テラドローンは「Unlock “X” Dimensions」のミッションのもと、ドローンの開発やソリューションを提供し、産業界のニーズに応え続けることを目指しています。ドローンの利用は測量や点検、農業など多岐にわたり、累計3000件以上の実績を持っています。また、国内外での経験を生かし、ドローンの社会的な課題解決を図るグローバルプラットフォーマーとしての姿勢を大切にしています。

テラドローン・インドネシアの取り組みが、今後の農業分野でのドローン技術の発展と持続可能な人材育成に寄与することを期待しています。


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会社情報

会社名
Terra Drone株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル
電話番号
03-6419-7193

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