音声制御ロボット実証
2026-03-25 11:05:54

関西電力とAthena、音声制御ロボットの実証実験開始

関西電力とAthena、音声制御ロボットの実証実験開始



関西電力株式会社と、松尾研発スタートアップの株式会社Athena Technologiesが新たな試みとして、四足歩行ロボット「Unitree Go2」を音声で制御する実証実験(PoC)を始めた。これは、NVIDIA社製DGX Sparkを用いて完全閉域ネットワーク環境で行われ、とても注目されている。

「Physical AI」を用いた新たな現場改革


近年、物理環境とAI制御を統合した「Physical AI」は、特にインフラ点検業務などの現場作業において、その効率性と高度化が期待されている。しかし、ロボット操作の自由度やAIの制御能力が実運用においてどの程度実現できるかについては、多くの課題が残されている。今回のPoCでは、Unitree Go2を用いて、実際の業務にどのように適用できるかを検証することを目指す。

「現場の利便性」と「機密保持」の両立


本PoCでは、特別なスキルを持たない作業員でも直感的にロボットを操作できるように設計されており、かつ高度な機密保持も実現している。主に以下の3つの価値が統合されたシステムが構築されている。

1. 直感的な操作性:音声指示で動く、専門的知識不要の操作スタイルを実現。
2. 情報の秘匿性:閉域ネットワークにより、機密情報が外部に漏れないしくみ。
3. 高い適応性:Unitree Go2の高い走破性と環境認識能力が活用されている。

検証プロセスの実施


この実証実験は、ロボットの操作とその汎用性を評価するための3段階に分かれた詳細な検証が行われる。まず第一段階では、ハードウェア性能の基本検証が行われ、次に基本タスク検証、最後に応用タスク検証が続く。

また、AIの判断力や雑音環境下での認識精度、加えて自律的な動作の実現が評価される。この過程で見えてくる課題を克服することが、将来的な適用へとつながるだろう。

Athenaの独自技術


Athenaは、Physical AIの分野での実証実績を有し、LLMを使用してロボットを高度に制御することに成功している。また、ローカルLLMの運用についても豊富なノウハウを持ち、そのセキュリティ要件を満たしながら、AIシステムの構築に強みを発揮している。

代表のコメント


代表取締役、阿部武氏は次のように述べている。「重要インフラにおけるAI活用には、『制御の確実性』と『情報の閉域性』が求められます。このPoCを通じて、現場でのAIの利活用を進めていきたいです。」

会社概要


Athena Technologiesは、松尾研出身のスタートアップであり、最先端のAI技術と社会実装を併せ持つ。今回の実証実験により、さらなるAIの活用が期待されている。

詳しい情報は公式ウェブサイトこちら


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会社情報

会社名
株式会社Athena Technologies
住所
東京都文京区本郷6丁目25番14号
電話番号

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