麻生要一郎の新刊『僕が食べてきた思い出、忘れられない味』
料理家で文筆家の麻生要一郎さんが、新著『僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22』を2024年10月23日に出版します。この本は、オレンジページが運営するライフデザインメディア「ウェルビーイング100」に連載されていた内容をまとめたもので、彼の食に対する深い思い出が綴られています。
特に注目なのは、麻生さんの大ファンである小説家の吉本ばななさんとの対談が収録されている点です。「味わうのは料理だけじゃないから~そとのごはん、麻生さんのごはん~」と題したこの対談では、食を通じた人との繋がりや日々の生活への感謝の気持ちが語られています。
料理と人生の交差点
麻生さんは本書で、心に残る飲食店22店舗を紹介します。生まれ育った水戸の名産から、思い出が詰まった老舗料理店まで、彼の心の奥底に刻まれた味の記憶をピックアップ。彼の文章は、読者に温かな感情を呼び起こし、時に切なさを伴う体験を提供します。
例えば、「煉瓦亭」や「青葉」など、麻生さんが長年通っている店の紹介には、彼自身の家族との思い出が織り交ぜられています。「青葉」の台湾料理を食べる際の感覚や、「加寿美屋」のケーキを見ることで感じる懐かしさが、そのエピソードを通じて浮かび上がります。
料理がもたらす心の潤い
『僕が食べてきた思い出、忘れられない味』を通じて、食が持つ力を強く感じます。麻生さんの言葉には「食べたいものを好きなお店で、しっかり食べれば、それは明日への糧になる」という思いが込められており、日常の忙しさの中での心の支えを感じ取ることができます。この本からは、料理が単なる栄養源ではなく、人の心を潤すものであるというメッセージが伝わってきます。
早くも多くの読者から注目を集めているこの作品は、本書が目指す「食から見える人との繋がり」を体感させてくれます。
書籍情報
- - 書名:僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22
- - 発売日:2024年10月23日
- - 定価:1980円(税込)
- - ページ数:188ページ
- - 出版社:オレンジページ
商品のご購入や詳細に関しては、公式サイトの
オレンジページをご覧ください。
この本を手に取ることで、皆さんも麻生由一郎さんの味に対する情熱と人生のストーリーに触れることができるでしょう。