GEMBAモノヅクリエキスポ2024: ものづくりを体感できる特別なイベント

GEMBAモノヅクリエキスポ2024が開幕！

2024年の秋、石川県小松市が再び熱気に包まれます。10月31日(木)から11月3日(日)にかけて開催される「GEMBAモノヅクリエキスポ2024」は、地域のものづくり業界を広く紹介するオープンファクトリーイベントです。今回は40の事業者が参加し、誰もが体験可能なプログラムを用意しています。

このイベントは、普段はアクセスできない工場や工房を見学する絶好の機会であり、様々なものづくりの工程を直に体験することで、参加者たちは新しい発見や感動を得られることでしょう。

多彩なプログラムが魅力

2024年のGEMBAモノヅクリエキスポは、これまでの日中開催に加え、夕方以降のプログラムも新たに追加され、参加者はより多くのワークショップを体験することができるようになりました。具体的には、何も持たずに参加できるカジュアルな体験から、専門家と共に深い知識を得られる内容まで、バラエティに富んだ52のプログラムが揃っています。

例えば、革靴工場のNOSAKAでは、靴用の革を使ったカードケース作りを通じて職人の技を実際に見学できるプログラムが用意されています。また、日常的な機械部品の検査を通じて、目に見えない世界を学ぶ体験も楽しめます。

ユニークな体験もたくさん！

- しわもちづくり体験：河田ふたば提供のこのプログラムでは、特別な餅米を使った伝統的な和菓子作りが体験できます。
- 油圧シリンダーの製造体験：建設機械の部品を手がける光精工で、シリンダ部材を使用したオリジナルペン立て作りに挑戦することも可能です。

さらに、夜間の工場見学では、レーザーカッターを用いて行われる加工の様子を、昼間とは異なる美しさを持つ火花とともに見ることができます。

小松市の魅力

小松市は、世界的に有名な建設機械メーカー「コマツ」を中心に様々なものづくりが行われており、石材や九谷焼、繊維など多岐にわたる製品が生み出されています。2024年には北陸新幹線が小松駅に開業し、観光スポットとしても注目を集めています。

このような強みを活かし、「GEMBAモノヅクリエキスポ」は地域を活性化する重要なイベントになっています。ものづくりを通じて、ひとづくり、まちづくりを進めていくことが目指されています。