日本酒と音楽が織りなす新たな文化
広島県三次市に本拠を置く美和桜酒造と、広島県安芸郡海田町のアンドデザインが手を組み、音楽と日本酒の異分野共創プロジェクト「よよいの酔い」を発表しました。このプロジェクトは、6人組バンド・Lucky Kilimanjaroとの特別コラボレーションで、日本酒に新しい風を吹き込む挑戦です。
プロジェクトのスタート
「よよいの酔い」は、2025年9月12日金曜日から広島FMの「Mash The Radio」で放送が開始されます。隔週での放送を通じて、聴取者はラベルやデザインの考案にも関与します。コラボラベルが初めてお披露目されるのは、11月16日の日曜日に広島クラブクアトロで行われるLucky Kilimanjaroのライブイベントです。この新たな日本酒は、直販として公式オンラインストアでのみ入手可能です。
参加型プロジェクトの魅力
このプロジェクトの最大の特徴は、リスナーの参加を奨励する点です。放送内では、アーティスト、酒蔵、デザイナー、リスナーが共に作り上げるカルチャーの一端を担うことができます。これにより、より身近に感じられる日本酒が誕生し、音楽が生み出すエネルギーと日本酒の歴史が見事に融合することが期待されます。
音楽と日本酒のコラボレーション
Lucky Kilimanjaroは、「垣根を超える音楽」をテーマにしており、みわさくらの「割っちゃえ、日本酒の固定概念」という考え方と見事に結びついています。この二つのスピリットを重ねることで、新しい酔いの文化を創造することが目指されています。特に、音楽と酒の魅力が交差することで生まれる新しい体験が、多くの人々の心を掴むことでしょう。
特別なラベルデザイン
このプロジェクトにおいては、Lucky Kilimanjaroのメンバーをキャラクター化したラベルデザインとオリジナルの化粧箱が用意されています。デザインにはaya.mが携わり、プロジェクトの特徴を一目で伝えるビジュアルが期待されます。
広島から広がる酔いのカルチャー
11月24日には、広島のアーティストとのコラボイベントがアリスガーデンで開催されます。ここでは、参加者が実際に製品を体験し、音楽と日本酒の新しい結びつきを直接味わえる貴重な機会です。
Lucky Kilimanjaroの背景
Lucky Kilimanjaroは、大学の軽音サークルで結成されたバンドで、2018年のデビュー以来、様々な音楽作品をリリースしてきました。彼らの音楽は、ジャンルを超えて人々の日常に影響を与え続けています。ノンストップのライブパフォーマンスは、観客に自由感を提供し、音楽の新たな可能性を切り拓いています。
みわさくらの挑戦
一方、みわさくらは純米酒を専門とする蔵元で、その酒米は自らの手で育てたものです。日本酒の固定観念を打破し、若者や初心者にも受け入れられる新感覚の日本酒体験を提供しています。これまでの取り組みの中で、さまざまな食文化とのペアリングを通じて、日本酒の楽しみ方を再提案してきました。
コメントと反響
広島FMのDJ安広修平は、「リスナーと共に文化をつくるプロジェクトにかかわれることが楽しい。音楽と日本酒のコラボが新しい風を広島に届けることを期待しています。」とコメントしています。また、アートディレクターの上田治徳氏も「音楽と日本酒の融合によって、自由な価値観を広げ、新しい文化を創り出したい」と語っています。
この「よよいの酔い」プロジェクトは、音楽と日本酒がどのように共鳴し、広がりを見せるのか、非常に楽しみです。ぜひ注目してみてください。