徳島コレクション展開
2022-01-11 10:30:02

徳島の食材を使ったユニークなチョコレート『徳島コレクション』が登場

徳島の魅力をチョコレートで伝える『徳島コレクション』



チョコレートの新しい楽しみ方が、徳島の特産品を用いて生まれました。株式会社トモエサヴールは、『徳島コレクション』というユニークな商品ラインを立ち上げ、阿波晩茶やすじ青のり、柚香(ゆこう)、そして食用藍を使ったチョコレートを自社のオンラインショップで発売することを発表しました。

この『徳島コレクション』は、チョコレートソムリエであり、International Chocolate Awardsの審査員でもあるさつたにかなこさんが主導しています。彼女は何年にもわたり徳島を訪れ、その土地の食材に興味を持つようになりました。この活動を通じて、徳島独自の食文化を広めたいという情熱から、このプロジェクトが始まっています。特にシンガポールのビーントゥーバーブランド『フォッサチョコレート』とのコラボレーションによって、大人向けの味わいを持つチョコレートが完成しました。

個性的な4種のチョコレート



『徳島コレクション』には、4種類のチョコレートがラインアップされています。それぞれが独特な特産品を使用し、幅広い味わいを楽しむことができます。

1. 阿波晩茶(あわばんちゃ)


阿波晩茶は2020年に無形民俗文化財に指定された特色あるお茶です。独自の乳酸発酵製法で作られており、世界的にも珍しい存在。この阿波晩茶をウガンダ産のカカオと合わせることで、ふわっと香るお茶の香りが楽しめるチョコレートに仕上がっています。

2. 柚香(ゆこう)・酢橘(すだち)


柚香は徳島でしか作られていない貴重な柑橘で、すだちのピールと合わせてミルクチョコレートに封入されています。このコンビネーションにより、さわやかな柑橘の香りが噛むたびに広がり、まさに徳島の味が楽しめる一品です。

3. すじ青のり


徳島の吉野川で採れるすじ青のりを使用したチョコレート。濃厚なハラナダークミルクが青のりの良さを引き立て、意外な組み合わせが口の中で絶妙に絡み合います。すじ青のりは徳島県が日本一の産地として知られています。

4. インディゴ(食用藍)


家賀地区の住民による藍の栽培プロジェクトから生まれたもので、化学肥料や農薬を使用せずに育てられた食用藍が使われています。このスーパーフードは、ホワイトチョコレートにブレンドされ、翡翠のような美しい色調が特徴です。

徳島の食材の価値を再認識


これらの食材はどれも希少でありながら、十分に知られていないため、流通が難しいという問題を抱えています。『徳島コレクション』を通じて、トモエサヴールは、地域の食材の本来の価値を再認識してもらうことを目指しています。

なお、『徳島コレクション』は東京や大阪、札幌の百貨店でも限定販売されます。各商品は500枚の限定生産で、ぜひ早めにチェックしてみてください。

締めくくり


トモエサヴールは、欧州のカカオ農家やチョコレート職人と連携し、日本の特産品の魅力を広めながら、食の文化を発展させることに力を入れています。今後も彼らの活動から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社トモエサヴール
住所
大阪市中央区平野町3-3-7-408
電話番号
06-4963-3349

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。