未来の担い手を育む!親子で学ぶ金融経済教育セミナー
auカブコム証券株式会社と公益社団法人日本青年会議所経済グループ稼ぐ人財育成委員は、2024年2月から6月にかけて、全国5都市で小中学生とその保護者を対象とした金融経済教育セミナー「学校では教えてくれないお金について考えよう!!」を共催しました。
このセミナーは、子供たちが「お金を大切に使う」ことの意味を理解し、将来の経済社会を担うための基礎を築くことを目的としています。参加者は合計432名にのぼり、活発な意見交換が行われました。
カードゲームで楽しく学ぶ!お金の価値と値段の決め方
セミナーでは、オリジナルカードを用いたグループワークを通して、モノやサービスの値段を比較・議論しました。参加者は、自分の価値観や重要度の差異によって値段が変わることを実感し、「人はどうやって値段をつけるのか」について深く考えました。
例えば、普段は比較しないような事象に対し、金銭的価値判断を行うことで、生活の中の「お金」について改めて考える機会となりました。子供たちは、自分たちの金銭感覚について考え、周りの人と異なる価値観があることを学びました。
お金で買えないもの、ことについて考える!
セミナーでは、「お金で買えるもの、買えないものは何か」という問いについて、グループディスカッションを行いました。参加者は、「人生で最も大切だと思うもの、こと」や「最も欲しいと思うもの、こと」について話し合い、お金の限界について考えました。
さらに、「お金で買えないもの、こと」を「お金を使って」手に入れたり、それに近づく方法を考えました。この活動を通して、お金の可能性と限界について理解を深め、将来お金とどのように付き合っていくかを考えるきっかけとなりました。
保護者も参加!子供たちの学びを深める
セミナーには保護者も参加し、子供たちと一緒に学びを深めました。保護者からは、「ゲームを使って子供に分かりやすくお金の事を考えてもらうことができました」「大人でも楽しめました。子供の発想に気づきもありました。自宅で話をしたいと思います」などの声が寄せられました。
金融経済教育の重要性
近年、金融リテラシーの重要性が叫ばれています。金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断力、行動力を指します。子供たちに早い段階から金融経済教育を学ぶ機会を提供することは、将来豊かな人生を送るために不可欠です。
auカブコム証券と日本JCは、今後も子供たちの金融リテラシー向上に貢献するため、様々な活動を展開していきます。