壱岐島の新サービス
2017-10-31 17:44:43
壱岐島のビジネス活性化!地域の特産を生かした新サービス三選
壱岐島のビジネス活性化!地域の特産を生かした新サービス三選
壱岐島で新たなビジネスが展開されています。地域の特性を活かしたサービスが次々と生まれ、島の活性化につながっています。今回は、その中でも注目の三つの取り組みを紹介します。
1. 島外でもできる親孝行、健康な牛乳配達「寄って見(ミ)ルク」
(有)池田乳業の山川さんは、牛乳配達を通じて島内の高齢者と密接にコミュニケーションを図っています。彼は、配達の際に高齢者の安否を確認する新しいサービス「寄って見ルク」を考案しました。このサービスは、単に牛乳を届けるだけでなく、島外に住む家族が安心して親孝行できる手助けをするもの。壱岐出身者による利用が期待され、地域のつながりをさらに強めることが期待されています。東京の壱岐雪州会でもチラシが配布され、サービスの認知度は急速に高まっています。
2. ありそうでなかった、「お酒の30分デリバリー」
若宮さんが経営する酒屋では、営業時間の長さとデリバリーサービスを強みとした新サービスを開始しました。合宿やBBQなどで需要が高まる中、注文から30分以内で届けられる「お酒の30分デリバリー」を実現。予算を伝えれば、お酒とおつまみをバランス良く提案することができます。チューハイなどの選択肢も多く、気軽に利用できる点が好評を博しています。このサービスが、合宿やパーティーの際に、他にはない便利さを提供することが期待されます。
3. 地元のドーナツが手土産として新生
長嶋さんが手掛けるドーナツは、地元の特産品であるシモン芋を使用したこだわりの逸品。彼は長年使っていたパッケージをリニューアルし、観光客向けのお土産としての魅力を引き出しました。「しもんどーなつ」から「しもん・デ・リング」と名称を変更し、パッケージデザインも一新。販路も観光客が立ち寄る場所とし、見栄えの良いポップを作成しました。これにより、地元の味を新たな形で広め、観光客にとっても魅力的な手土産となりました。
結論
壱岐島でのこれらのビジネスモデルは、地域の特産を生かしながら、新しい需要を生み出しています。島外に住む人々とのつながりを持ち、地域経済を活性化するこれらの取り組みは、まさに地方創生の成功例と言えるでしょう。島の魅力をさらに引き出すため、これからの展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人壱岐市産業支援機構
- 住所
- 長崎県壱岐市郷ノ浦町東触551-3
- 電話番号
-
0920-40-0223