新しいビジネス創出のチャンス!岡山市が共創プログラムを開始
岡山市の新たな取り組みである『おかやまオープンイノベーションプログラム』が、全国の企業との共創を目指して動き出しました。このプログラムは、岡山市内に拠点を置くオカネツ工業株式会社と株式会社ジップ岡山支社の二社と提携し、新しいビジネス機会を創出することを目的としています。プログラムは2025年2月4日から始まりますが、事前に共創するパートナー企業が募集中です。
参加する企業の技術と求めるソリューション
1. オカネツ工業株式会社のプロジェクト
オカネツ工業は農業用機械を専門に扱っており、現在、人手不足や効率化の要求に応じた「スマート工場」ソリューションを求めています。特に、製造現場での自律的な搬送を実現するための技術やノウハウを備えたパートナーを募集しています。
- - 対象技術: 自律走行搬送ロボット(AMR)やAI・IoT・LiDARなどのセンサリング技術
- - 具体的な要件: 変則的な地形でも走行できるシステムを構築し、ハードウェアとソフトウェアの統合を図ること。
詳細については
こちら。
2. 株式会社ジップ岡山支社のプロジェクト
株式会社ジップはダイレクトマーケティング業務を請け負っており、顧客業務の効率化を図るための最新技術を活用したソリューションを必要としています。特に、アナログ作業の削減を目指すために、画像解析やOCR技術を駆使した情報のデータ化を強化したいと考えています。
- - 対象技術: 音声分析やWEB入力の精度を向上させるためのシステムなど。
- - 具体的な要件: 生成AIを活用した自動判定システムを構築することで、業務の効率化を図ること。
詳細については
こちら。
共創支援体制
このプログラムでは、eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を利用し、全国の企業とのマッチングを行います。マッチング後は、コンサルティングや面談サポートを通じて、企業の共創に向けたサポートが実施されます。
これにより、パートナー企業と岡山市内の企業が共同で新たなビジネスを創出し、地域活性化に寄与することを目指しています。岡山市はこのプログラムを通じ、新型コロナウイルスからのアフターコロナへのシフトや、デジタルトランスフォーメーション(DX)、物価高騰といった現実的な課題に対応する企業の取り組みを支援していく方針です。
まとめ
この『おかやまオープンイノベーションプログラム』は、地域企業と全国の企業が連携することで、相互に良い影響を与えあい、新たな価値を生み出すことを目指しています。参加を希望する企業は、ぜひこの機会を活用し、新たなビジネスモデルの構築に挑戦してみてはいかがでしょうか。