仙台駅東口の新たな活気を生み出す取り組み
仙台市宮城野区に位置する『仙台アンパンマンこどもミュージアム』が、このたび新たな街道を完成させました。これは8年ぶりの取り組みであり、地域活性化の一環として重要な意味を持ちます。新たに設けられた『仙台アンパンマンこどもミュージアムストリート』は、宮城野通から東八番丁通にかけての約600メートルの道を彩ることになります。ここでは、4か所にキャラクタータイル、そして4体の石像が設置され、地元の方々や訪問者に喜ばれることを目指しています。
除幕式の開催
このプロジェクトの完成を祝う除幕式は、2025年4月3日、東北福祉大学仙台駅東口キャンパスにて行われます。この式典には、仙台市市長や仙台駅東まちづくり協議会の理事長など、多くの来賓が出席予定で、その中には人気キャラクターのアンパンマンとばいきんまんも登場し、会場を盛り上げることでしょう。
サポート体制
この取り組みは、仙台駅東まちづくり協議会と株式会社ACMが協力して推進しています。これにより、県外からの観光客や訪日客も含む幅広い層に魅力を感じてもらい、日常的な賑わいを創出することを目的としています。新しいストリートは、特に多くの人々が集まりやすい環境を作ることで、地域経済にもプラスの効果をもたらすことでしょう。
過去の取り組み
実は『仙台アンパンマンこどもミュージアムストリート』の計画は、2016年にスタートしました。初期の段階では、東八番丁通に石像が設置され、その後2017年にはJR仙台駅東口から宮城野通を経て東八番丁通にかけてキャラクタータイルと石像が追加されました。今回の3期計画では、仙台市内の訪日客の増加に応じて、道の利用をさらに分かりやすくすることを狙っています。
ストリートの特徴
1.
キャラクター石像 - それぞれ900mmの高さの御影石で制作された石像は、各施設周辺に設置されます。例えば、アンパンマンの石像は東北福祉大学のキャンパス前に、ばいきんまんの石像はロッテリア仙台駅東口店向かいに配置されます。
2.
キャラクタータイル - 390mm角のセラミック製タイルが4か所に設置され、訪れる人は歩きながらも楽しむことができるよう工夫されています。
また、地域住民や子どもたちにとっても、親しみのあるキャラクターとの接点が増えることは大きな意義を持っています。
さらなる展望
このストリートの設置により、地域の活性化に寄与し、日常的に人々が集う場所を作ることが期待されています。『仙台アンパンマンこどもミュージアム』は、今後もさらなるイベントや取り組みを通じて、地域と観光客をつなぐ重要な役割を果たしていくでしょう。仙台駅東エリアが、より多くの人々に愛される場所となることを願っています。