熊本市の移住促進を支援するvisumoのDX戦略

株式会社visumoは、熊本市の公式移住情報サイト「熊本はどう？」において、SNSを活用した新たなデジタル戦略を提供し、地域への移住を促進しています。これにより、移住希望者にリアルな熊本の生活を伝え、持続可能な情報発信を実現することを目指しています。

SNS投稿を通じた「リアルな暮らし」の発信

移住希望者が地域の生活や文化を知るには、行政からの情報だけでは限界があります。そこで、熊本市では市民がSNSに投稿した写真や動画、いわゆるUGC（ユーザー生成コンテンツ）を積極的に活用することに決定しました。「visumo」のSNS連携機能「visumo social」により、Instagramに投稿された「#くまいろ」のハッシュタグ付きの写真が自動的にサイトに集約され、リアルな日常や地域の魅力を可視化します。

この取り組みは、生活の実態を反映し、観光や食文化、地域コミュニティの温かさを伝えることで、移住者の不安を取り除きます。さらには、サイトを訪れる人々に、熊本の暮らしに対する親近感や愛着を生み出す効果も期待できます。

簡単操作と効率運用

「visumo」は、著作権管理やコンテンツの収集を簡単に行えるプラットフォームを提供しています。プログラミングに関する専門知識が不要で、直感的な管理画面を使ってUGCの掲載を実現可能です。また、ハッシュタグの投稿を自動的に収集し、投稿者への許諾管理も一元化することで、運用工数を大幅に削減しています。これは、少ない人手で持続的にシティプロモーションを行うための大きな助けとなります。