プロシップが新リース会計基準に対応する新製品を発表
株式会社プロシップは、新たなリース会計基準に適応したSaaS型システム「ProPlus+」の提供を2024年12月から開始することを明らかにしました。この新製品は、2024年9月13日に公表されたばかりの「新リース会計基準」に基づいて設計されており、2027年4月以降の会計年度からは強制的に適用されることになります。
新リース会計基準への対応
新リース会計基準の改定により、借手は原則としてリース契約をオンバランスシートに計上しなければならず、これまで対象外だった不動産の賃貸借契約も報告対象となります。この変更には多くの企業が影響を受けることが予想されており、特別な対策が求められています。
ProPlus+の特長
「ProPlus+」は、創業以来40年以上にわたる固定資産管理の専門知識を基盤として開発されています。具体的には、IFRS16に対応したシステム導入の経験を活かし、100社以上での実績を持つノウハウを提供します。このプロダクトは、顧客が新リース会計基準にスムーズに適用できるよう、事前準備からシステム導入、運用に至るまでトータルでサポートします。
1. 事前準備から導入までのサポート
顧客が依然として迷っている事前準備の段階において、ProPlus+は必要事項を整理し、スムーズにシステムを導入するためのプロセスを整えます。このため、顧客は新制度に迅速に適応することが可能です。
2. 高い品質の会計処理
「ProPlus+」では、リース契約による使用権資産やリース債務についても正確かつ高品質な会計処理の実現を目指しています。過去のIFRS16の実績があるため、信頼性の高い結果を得ることができるでしょう。
3. トータルソリューションの提供
5,300社以上が導入している固定資産管理システムに基づき、担当者の負担を軽減するための導入プロセスや支援サービス、プロダクトを一体的に提供します。これにより、顧客は迷わず制度対応を実施できるようになります。
4. 常に最新機能の利用が可能
SaaSを利用することで、ProPlus+は継続的に機能強化を行います。そのため、税制変化に即座に対応できる環境が整います。顧客は最新の機能をいつでも利用できるようになります。
新リース会計影響額試算ソリューションの提供
また、株式会社プロシップは新リース会計基準に向けた準備として、「新リース会計影響額試算ソリューション」も提供しています。これにより、過去の事例に基づいた精度の高い試算を実施できるようになり、移行データとしても利用可能です。これらの取り組みを通じて、顧客が新リース会計基準へ円滑に移行できるよう、多角的な支援を行います。
プロシップについて
株式会社プロシップは、総合固定資産管理ソリューション「ProPlus」シリーズを提供しており、国内外で幅広い導入実績を誇ります。制度改正に柔軟に対応するためのシステム開発に注力しており、今回の新リース会計基準への対応においても、その専門性を最大限に発揮しています。今後も新たな取り組みに期待が高まります。