株式会社ファイテック、豊田市立浄水小学校に図書を寄贈
愛知県の消防関連化学製品を製造する株式会社ファイテックが、2019年8月26日に豊田市立浄水小学校に87冊の図書を寄贈しました。寄贈された図書は10万円相当で、学校での学びを深めるために選ばれました。
寄贈の背景
ファイテックの代表取締役、林富徳氏は「子どもたちに本を通じて多くの学びを得てほしい」との思いを込めて、学校側が選んだ図書を提供しました。また、今回の寄贈は、浄水小学校の佐藤正一校長の革新的な教育活動を応援する意図もあります。
豊田市立浄水小学校は、校長が掲げる「夏休みの宿題実質ゼロ」に代表されるように、従来の教育手法からの脱却を目指しています。佐藤校長は「学力は授業でつくるものであり、やらされる学習からは真の力が身につかない」と述べ、子どもたちの自発的な学びを重視しています。さらに、浄水中学校や浄水北小学校との連携で「浄水ブランド」を構築し、地域の教育改革を進めています。
株式会社ファイテックの社会貢献活動
ファイテックは「火災から一人でも多くの人命を守り、人類社会に貢献する」という理念を掲げており、さまざまな社会貢献活動を行っています。福祉施設支援や大学への研究支援、地雷除去活動など、広範囲にわたる活動を展開しています。また、2018年の北海道胆振東部地震では、災害支援活動を行うなど、地域社会への貢献にも意欲的です。
今回の寄贈は、特にAI社会において必要とされる創造性や問題解決能力を育むための教育環境を支援するために行われました。林氏は「自分で考え、問題を見つけ、解決できる力が必要になります」と伝え、次世代の子どもたちが国を超えて活躍できることを願っています。
寄贈された図書の内容
今回寄贈された図書には、「子どもこころの育て方」や「防災・防犯シュミレーション 大地震、そのときどうする?」など、科学や宇宙、文学、歴史に関する幅広い分野の資料が含まれています。これらの本は、特に小学生向けに選ばれています。図書の選定にあたり、浄水小学校側の希望に応じた内容となっています。
教育の未来を見据えた取り組み
ファイテックは今後も、子どもたちが未来を切り開く力を育成するため、教育や社会貢献活動に努めていく方針です。浄水小学校は、先進的な教育改革と張り合いのある学びの場として、地域社会に新たな風を吹き込む存在であり続けてほしいと思います。これからもファイテックとともに、豊田市の教育に期待が高まります。
【株式会社ファイテックの基本情報】